里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ヒサウチソウ

2013年06月02日 | 5月の花

 

前回紹介の「セイヨウヒキヨモギ」と同じ日に同じ木津川提で見かけた花。

よく似ていて最初は「セイヨウヒキヨモギ」の白花だと思ったほど・・・・。

その後何日か経つと大群落が何箇所かあることに気づく。

白くて可愛い花なのだがその生命力は凄まじく従来植生が損なわれ兼ねない危険種だとか・・・。

木津川提でも4~5年前には見なかったような??

撮影2013.5.13

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ヒサウチソウ(久内草):ゴマノハグサ科ヒサウチソウ属:地中海沿岸原産

茎は直立し、その先端に短い穂状花序(穂状花序のような総状花序と説明している場合もあり)をつけ、花と花の間には苞葉があります。

下部の苞葉は葉状で上部のものは鋸歯はありません。萼は下部が膨らんだ鐘形で、苞葉や萼には腺毛が多く生えています。

花冠は2唇弁からなり、上唇は薄い紫色、下唇は上唇より長く白色か黄色です。時に花冠が全て白いものもあります。

雄しべは4本、柱頭は棍棒状です(下に花弁を取り除いてしべを露出させた写真を載せています)。果実は果、種子は楕円形で数が多く、長さは0.5~1mmです。

半寄生植物であり、生長と開花のために他の植物に寄生します。繁殖は種によります。

1982年に名古屋市から報告されたのが最初、ヒサウチソウの名の由来は、帰化植物研究の大先輩である久内清孝氏を記念してつけられたものだそうです。



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