ヒョロっと細い穂を付け、野面道端や畦道に小群生を造っている。
草丈約30cm程、笹様の葉を互生、茎頂に5~6分裂した花序を付ける。
鳥の嘴の様な鞘を開いてやっぱりイネ科の小さな小さな蕊を覗かせている。
誰も見向きも市しない雑草ですが・・・
撮影2015.10.3
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イネ科コブナグサ属
北海道~沖縄の耕地とくに水田のあぜに多く生育し、散生またはやや群生する。
茎は繊細、下部は匍匐して地上をはい、節々から根をおろして上部は斜上し、平滑、光沢があり紫色を帯び、節に毛がある。
茎の長さ30~60cm、葉は長さ4~7cm、幅10~25mm・・・卵状披針形、基部は心臓形でをして茎をいだき、両面とも無毛であるが、縁に長い毛がある。
葉舌は長さ1mm、切形、葉鞘には白色の長い毛を生じる。
花序は掌状に3~6個の花軸に分かれ紫褐色、長さ3~6cm、小穂は各花軸の節に1個ずつつき、長さ5~6mm、普通芒がある。
果実は長楕円状披針形、下半は紫色、長さ3mm。