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映画評『Marley & Me』

2020-08-11 18:34:46 | 映画評


Amazon Primeで観て、楽しめた、英語の勉強にもなる映画。

新婚夫婦と結婚してすぐに買い始めた犬の物語。夫婦がキャリアや子育てに奮闘する中、常に寄り添う、おバカ犬、というお話。ワンちゃん(Marley)のハチャメチャぶりが、笑えます。

ほとんど読めるストーリーで、アメリカのドラマのように聞き取りやすいセリフ、字幕なしにチャレンジするには、もってこいの作品です。登場人物が限られていて、人間関係もわかりやすいし、人の名前で混乱することもありません。

深刻でドラマチックな映画もいいですが、笑えて幸せな気持ちになれる映画もいいですね。
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子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。愛犬との生活を通し、結婚生活をめぐる普遍的な悩みや問題を描き出したベストセラー・エッセーを映画化。監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。主人公夫婦を『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンと「フレンズ」のジェニファー・アニストンが演じている。泣いて笑って、最後は温かい気持ちになれる一作。シネマトゥデイ

映画評『アリータ:バトル・エンジェル』

2020-07-24 13:04:46 | 映画評

最近Amazon Prime Videoでレンタルして面白かった映画。

日本のコミックをベースにしているので、世界観がしっかりしている。そこに、「アバター」のような特殊映像の技術を加えた話です。

ストーリーがややこしすぎず、純粋に、CGを楽しめる作品です。バトル・シーンもすごい迫力です。音楽も、CG主体の映画にあった、壮大なオーケストラと電子音、とても良いです。

キャラの表情については、どこまでが実写でどこからがCGか、わからないくらいです。喜び、悲しみ、怒り、CGでここまで再現できるのかと、本当に驚きました。

純粋にCGを楽しめる映画としておすすめです。ストーリーに多くを求めすぎるのはやめましょう。お薦めの映画です。
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カラダを取り換えたら「少女」から「女性」に成長するという設定はベタだが、アリータの瞳がデフォルメ的に大きく設定されていることもあって、再現度が「人間以上」になっており、その視覚的説得力の前に黙って「ポカーン」と見とれてしまう。

木城ゆきとのコミック「銃夢」を、ジェームズ・キャメロンが脚本と製作を手掛けて実写化したSFアクション。未来を舞台に、圧倒的な戦闘能力を持つサイボーグ少女が失われた記憶を探る姿を活写する。メガホンを取るのは『シン・シティ』シリーズなどのロバート・ロドリゲス。『メイズ・ランナー』シリーズなどのローサ・サラザール、『ジャンゴ 繋がれざる者』などのクリストフ・ヴァルツらが出演する。ローサがモーションキャプチャーでサイボーグ役に挑む。シネマトゥデイ

映画評『シンプル フェイバー』

2020-07-24 12:51:13 | 映画評


最近Amazon Primeで観た中でも、面白くておすすめの映画。

行方不明になる女性をブレイク・ライブリー、その女性の友人で行方を追う主人公をアナ・ケンドリックが演じます。

アナ・ケンドリックがおちゃめでかわいいシングル・マザーを演じます。事件の行方と並行して、彼女のブログ(YouTube?)に向かって話す様子が、いかにも滑稽で楽しいです。能天気キャラだと思いきや、実は推理力ばっちりのママ探偵ぶりが勇ましいです。

ブレイク・ライブリーは、絶世の美女、理想の女性像のような役が多いのですが、この映画では、謎の多い、胡散臭い女性の役を好演しています。ブレイク・ライブリーは確実に、演技の幅を広げましたね、この映画で。

この、おちゃめでかわいいけどしっかりして賢い主人公と、美しく才能豊かだけど胡散臭い行方不明の友人との関係、話の流れが面白い。最後までどんでん返しが続くストーリー。一気に見てしまいました。おすすめです。
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ダーシー・ベルの小説「ささやかな頼み」を原作にしたサスペンス。行方不明の友人と、彼女の手掛かりを追うシングルマザーの秘密が描かれる。メガホンを取るのは2016年版『ゴーストバスターズ』などのポール・フェイグ。『ピッチ・パーフェクト』シリーズなどのアナ・ケンドリック、『かごの中の瞳』などのブレイク・ライヴリー、『クレイジー・リッチ!』などのヘンリー・ゴールディングが出演する。シネマトゥデイ

映画評『手紙は憶えている』

2020-07-24 12:38:40 | 映画評

Amazon Primeで観た怖い映画

クリストファー・プラマーが主演、老人が主人公の映画です。施設を家出して、戦争時に収容所で家族を殺した虐殺者を仇討しに行く話。

主人公はアルツハイマー病で、眠るたびに自分が誰か、どこにいるかを忘れてしまう老人。そんな主人公がアメリカ中を旅して、虐殺者の容疑者リストに載っている人を一人一人確認していく話。

眠るたびに妻が亡くなったことすら忘れ、体も不自由な主人公が、不屈の精神で、容疑者を一人一人当っていく話。容疑者は見つかるのか、このおじいさん途中で倒れないか、と心配しながら見ていたら、なんと驚きの結末。

ラストでサプライズがある映画なので、ラストについてはあえて書きませんが、最後までドキドキしながら観れる映画です。

戦争時に犯した罪について、一般人が特定の人を殺しに行く、というのは個人的には許されないことと思いますが、それは置いといたら、楽しめる映画でした。
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『スウィート ヒアアフター』などのアトム・エゴヤンが監督を務め、ナチスに家族を奪われた男の復讐(ふくしゅう)劇に迫るサスペンス。戦時中、互いに収容所から何とか生き延びた友人との約束で、かつての虐殺者を捜して敵討ちの旅に出る老人の姿を描く。主人公を『人生はビギナーズ』などの名優クリストファー・プラマーが熱演。さまざまな試練に直面しながらも、懸命に家族の無念を晴らそうとする男の悲壮な姿に心打たれる。シネマトゥデイ

映画評『大統領の執事の涙』

2020-07-19 18:02:00 | 映画評



Amazonで観て面白かった映画。黒人版『フォレスト・ガンプ』とも呼ばれる映画。

どこが似ているかというと、アメリカの歴史をうかがえる映画だという点です。

主人公は、アメリカの7人の大統領に仕えました。その7人の大統領の時代の大きな出来事と、黒人差別廃止に向けた社会活動が、主人公のドラマとともに描かれています。

印象的なのは、長男との確執。

主人公の執事は、自分の息子が黒人解放運動をすることに悩み、子供を軽蔑します。
年老いて、人間として息子がしていることがいかに価値があることなのかに気づきます。
何十年という親子の確執。お互い愛しているのに、自分の固定観念と自分の方が正しいという思い込みが、2人の仲を引き裂いていたんですね。

終盤にこの確執が解消された時、その後の、小さな子供とその父親の素直な関係を見ていると、やっぱり親子っていいなぁと思えるのでした。

そこが、私の一番気に入ったポイントです。

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実在したホワイトハウスの黒人執事の人生をモデルにしたドラマ。奴隷から大統領執事となり、7人の大統領に仕えた男の波乱に満ちた軌跡を追う。主演を務める『ラストキング・オブ・スコットランド』などのフォレスト・ウィテカーを筆頭に、ジョン・キューザック、ジェーン・フォンダ、テレンス・ハワードなどの実力派が結集。メガホンを取るのは、『プレシャス』などのリー・ダニエルズ。濃密なドラマとストーリー展開に加え、アメリカ近代史を見つめた壮大な視点にも引き込まれる。シネマトゥデイ