あの熱い神宮球場へいこう

　暑い夏がやってくると、思い出すことは数あるけれど。
家ではガリガリ君といったアイス（画像）を食べるが、甲子園ではかち割り。
「かぁちわり、いっかぁすかー？」　私が、一番に思い出すのは高校野球だ。

先日、高校野球地方予選抽選会の話をしたばかり。
地区予選西東京大会は、いつの間にかベスト16が決まっていた。
ビックリした事に、そこには都立高校が7校も残っている。頑張ってほしい。
我が母校も残っているのには、めちゃくちゃ嬉しくなった。

きっと、空から優しく厳しい顔で見守ってくれていると思えた。
18日に行われたお別れの会には300人もの人が集まった。
監督がいた高校の教え子達に声を掛けたようです。

振り返る高校時代、あの日、暑いスタンドでスコアをつけて見守った。
神宮での決勝戦、またあのグラウンドで母校の試合が見れたら嬉しい。

昨日の試合に勝つことができたら、神宮でプレイができた。
そしたら、私も応援に行く。絶対に勝って、絶対に神宮の森へ行こう！
そう思っていたら、残念ながら負けてしまった。
都立高校は2校が敗退し、残りは5校となった。

都立小平高校は順当に勝ち進みベスト8、嬉しい。
26日第3試合で戦うのは、都国立×国学院久我山の勝者。
もしも、都立国立高校が勝ち進んだら、都立高同士の試合になる。
そしたら、見に行こうかなーって。
本日の（24日）第2試合は日大二×都府中工、こちらも都立に頑張ってもらいたい。

※24日の試合で、国立も府中工業も敗退、ベスト8に残った都立高校は3校となった。
　26日の神宮球場での第3試合の小平の相手は国学院久我山となった。
　観にいけるかな？
　第2試合は都立高の潰しあい、どちらがベスト4に進むのか。

※26日の試合で、な、なんと都立小平が・・・国学院久我山に勝った！ベスト4！！
　そして、清志郎の母校、都立日野も都立狛江に勝って、ベスト4！！
　
　28日の第1試合：日大三×都立日野、第2試合：都立小平×日大二
　今度こそ観にいきたい。日大同士なんて、絶対に戦わせない。

　残念ながら、都立高校は2校とも敗退した。
　でも両者とも点を取って相手に迫っていた。大健闘だったと思う。お疲れ様！
　7/30の決勝戦は日大三×日大二（神宮球場）と日大同士で甲子園出場権を争うことになった。



高校生活は部活に明け暮れた。
しかも、選手じゃない。部員数が100人を超える野球部のマネージャー。
今の10代の子みたいに、ライヴに行って踊って騒いで楽しい～なーんて皆無だ。

だって、朝練、放課後練、土日祝は練習試合をホームや遠征であちこちした。
春休みも夏休みも、練習に大会に練習試合、秋には新人戦。
試合開催校だったときは、ウグイス嬢までやった。
昼の休み時間には、他校から練習試合の申し込みの電話が入るから職員室に走った。
スケジュールを見て、監督にどうかを聞いて、相手校に返事を連絡をした。
道具の発注、生徒会の予算委員会では、部の予算を多く取れるように発言しなくてはならなかった。
練習中は、たまに部員と一緒にランニングしたり、人手がなければ、網の中に入って、ティーバッティングのボールを放った。フィールディングやバッティングで硬球が体にあたれば、冷却スプレーと冷タオルを持って走っていき、あてながらも、グラウンドを見つめていた。怪我の程度によっては、部員に付き添い救急車に乗って病院にいくこともあった。

これは仕事で言ったら、秘書のようなもの？
且つ、看護師、アシスタント、マネージメント、トレーナー、ナレーター。
ボーっとして立っているだけのように見えて、雑務が多いマネージャーの仕事。
それは大変な役割だったけど、周りからは注目される憧れのポジションだったらしい。
救急箱を抱えて、上履きからスニーカーに履き替える時、あちこちに見える生徒。
彼女達の羨望の眼を今も覚えている。

音楽は大好きで、部員通しでお互いに貸し借りして聴いてはいたけど、今みたいに持ち歩くこともできない時代、少ない、自分だけの時間はスピーカーに耳を傾けてた。

球場で、カキーン って音を聞いたら、気持ちはあの頃に戻るんだろう。


※ 7/24の試合結果などを追記（7/25 昼）
　　7/26の試合結果追記（7/26 夜）
　　7/28の試合結果追記（7/28 夜）