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13話 撤去土木

2019年11月24日 | 近頃に想う事

     13話 撤去土木

撤去土木と言う言葉があるかは判らない、建設土木がある
なら撤去土木もあるのだろうと思う。
見苦しい廃墟として残る不要土木は数多い。
特に撤去されにくいのは撤去工事の困難の多い場所。
断崖や山奥や軟弱斜面や水面近くや水面下、海面下。
使用中のダムを撤去しろという意見も見られるが・・・
優先すべきは不要物で見苦しい施設物と想う。

建設工事用の道路、橋、鉄橋、線路、トンネル、土台など。
それに旧道と言われる廃止した土木物や沈没船や座礁船。
これらの多くは国か国有地に存在してるので撤去主体として
独立の撤去局を新設し計画から工事の80%まで行う。
大切なのは撤去局の全員を日本居住100年として本人または
両親の居住年数との合算を認める。父+母+本人=資格年数
とするんです。
こうすれば税金からの予算は確実に日本人に渡る。

撤去技術開発を撤去局で総合する事で実用が早まる。
地雷や不発弾や危険物などの撤去も担当する。
いずれ原子力発電所の撤去もする。

日本の国土にあまりにも多くの施設を建設し過ぎた。
どんな山奥にも構築物が在る。
有要ならともかく、不要物を残すのは日本的利用に反する。
利用が終えれば可能な限り利用前に戻すのが縄文的。
それらが滅びていく時を感じるのが侘びや寂である。
過去と未来の滅びの時を感じる事が侘び寂・・・

撤去局に権限を集中する事で複雑な権限や責任を乗り越え
撤去を実現出来るのだ。

全土に大トンネルを建設すれば長大な高圧送電網も地下に
なり地上施設は不要であり撤去。