町工場 職人の声

職人と現場人間の想いを誰かに伝えたい!

鉄の亀の子タワシ 4

2010年01月20日 | 商品
設計した人は背は高くなく口数は少なくて静かなひとでした。
タワシ工場のすぐそばで旋盤で機械加工をしていました
当時の職人や親方は自分でバーナーを使ってバイト作りをしていたものです

もちろん戦前生まれの人なので戦争を生き抜いたしぶとさは有ったと思います
しかし姿からは自動機械を設計する人には見えません。
何処にでもいる職人にしか見えませんでした。

後に人に聞いた話ですが戦前に東大を出ている人だと知りました。
戦後の混乱時代には人材が全国の色んな場所に居たのですよねえ~

第二次世界大戦 2

2010年01月20日 | 日本近代史
ソビエト社会主義共和国連邦の支配権を得たスターリンは第一次世界大戦で敗北した
ドイツが空軍を禁止され航空技術の研究も禁止されていた制約に注目してソ連空軍の
創設と発展を企てました。ドイツから最新の航空技術を取り入れて強力な空軍を作る

ためでした。ドイツとしては防諜問題を解決して秘密維持が魅力でした。
こうして両国は秘密条約を結びソ連邦内部に秘密裏に航空技術研究所と試験空港を
作り上げたのです。ドイツで設計され部品が作られて秘密裏に輸送されました。

ドイツとソ連、双方の技術者が試験し評価しました。数年に及ぶ共同作業により
両国は強力な空軍を作る技術的能力を手に入れました。
やがて両国に現実の強力な空軍が生まれました。

この他を圧する強力な空軍を擁したソ連がバルト諸国に大群で侵略を開始したのです
ソ連の外交的圧力で他国との防衛条約を制限されていた3国はひとたまりもなく占領
されてしまいました。次にフィンランドを襲いました。

事態を予想していたフィンランドは指導者マンネルハイムの名を冠した防衛線を
英雄的に守ったのです。わずかで最新では無い戦闘機部隊も良く戦いました。
かろうじてソ連軍の侵攻を食い止めフランスの軍事支援を待ちました。

大軍事国家、ソ連邦の攻撃を受けたフィンランド国民の困難はとても大きいものでした