の、前に続きを! とは思っているのですが嫌な話を耳にする事が多く。
後悔の方が増えないようにこちらを先にアップしようと思います。😫
最近、TTバイクもメジャー?になってきた証なのかトラブルも増えてきました。
サイズについてです。
TTバイクは各社デザインの自由度が高くサイズを決めにくい。
そこで、ジオメトリーを比較できるよう「リーチ」と「スタックハイト」と言う数値があります。
一方、ロードバイクのサイズ選択は「トップチューブ(仮想)」で主に行ってきました。
そこに、アメリカを中心とした「サイクリング仕様ロード」の増殖で、「ヘッドチューブ長」や、上記の「スタックハイト」を見る事が必須になってきています。
もちろん、「トップチューブ」の代わりに「リーチ」が時代なのかもしれませんが、ロードバイクの際、通常当店では「トップチューブ」をベースにしていて、可変のフレームのみ「スタックハイト」でサイズを比較します。
これで選ぶ訳ではありません。寸法の見方の話です。
そして、そうなんです。
メーカーの表記している「サイズ」はただの記号で参考にしません。
さらに言えば
「シートチューブ長」もほぼ無視です。無視していてもミスチョイスをしなければ経験上勝手に合います。
都合の良い言葉ですが、経験値と言うスペックが一番のデーターです。
ここまでが基本、いよいよTTバイクです。
TTバイクは、フレームのデザインで変化する「トップチューブ」はあてになりません。
サドル位置も独特です。
奥行きは「リーチ」を信用します。
まず、データーを

上記はTTバイクのメジャー各社、中上位モデルの最小サイズ(---破線より上)のデーターを一覧にしたものです。
従来の「トップチューブ」で、比較するとほぼ一定値に収まっています。
そうすると、全て小柄な方に向いている。と、思ってしまいますよね
ところが!
「リーチ」を比較すると Y社とZ社のみ大きい数値になっています。
さらに破線より下の、Y.Z社以外の大きなサイズと比較すると。
Y社は
他社の2番目さらには3番目のサイズで、Lサイズと表記されるバイクもあります。
要はかなり大きい。
Z社も
少なくとも、B社やD社の2番目のサイズよりは大きい。と、なります。
そして
参考に表現されている身長をみると、もうめちゃくちゃな組み合わせになります。
じゃあ、どうまとめましょう?
ここで、サドルのポジションが重要になってきます。
スタンダードで当店でお勧めするのが、A~D社側です。
殆どのメーカーがこちら側です。
思い切り気を遣って表現すれば、ある一定の条件でY、Z社のリーチもありですが。
どちらも通販で売ってたりもするメーカーで、購入者と丁寧なディスカッションを行ってるメーカーでは無いように思います。(他にもあります)
さらに言えば、Y社の175cm以下とか、更に更にリーチを公表してないメーカーとか利益優先の悪意にしか見えません。
当店にも165cm程の方で、Z社Sサイズ。
初心者で普通に乗りたくて、信頼してお任せした。
しかし、乗りづらい。
そうです仲間の176cmの方より、大きいセットアップになっています。
このような大変そうな相談は延々と消えません。
TTバイクは、当店のクリニックでも時間を掛けて、時期も分けて 2~3のポジションを作ります。(理由は店頭で)
また、経験者にはメカニクスのコンセプトをお伺いして、ペダリングの分析を行い。マッチしているかをディスカッションで決めて、ご本人のコンセプトが合っていない時には提案を行い決めていきます。
最後に


国内でよく勘違いされているTTセッティング、の正しい例です。
あるメーカーで見つけました。
メジャーな楕円メーカーも同じようコンセプトで信憑性があるデーターです。
ピン!と来ない方は、TTに詳しい「ピン!と来ている」お店に御相談してください。
多く売ってるお店では無いです。
ややこしいTTメンテを最後までまで対応でき、サイズにも詳しいお店が全国にありますのでお勧めします。
メーカーに上記のように聞くと良いかもしれません。
あと、複数のメーカーを扱っていないと比較して購入はできませんね。
嫌な話を耳にしてイライラしているので、えぐい内容ですが。
ピンポイントで興味が合わなかったお店でも、詳しいお店は自分の言葉でサラッと納得させてくれると思います。
専門家で販売者は「知らないは悪」だと思って日々勉強しています。
知っていて騙すはいないと信じています。
社会で当たり前の事ですよね。。。
お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。
読んでいただきありがとうございます。