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バイク工房内の出来事。

バイク選びやメンテナンスのヒントを見つけていただければ。

ディスクブレーキの 異音 や 制動力不足 は、解決できるんですが。。。

2021-02-28 | メンテナンス
先日
「最近フロントブレーキの利きが悪い気がして改善できますか?」
と、相談を受けました。

診断の想定は出来たので、
「解決できると思います。」と、回答しバイクを預かりました。


まずは診察

ダストの量を確認します。
確かにリヤが多く、フロントはあまり作動していません。

ただ、フロントが多いバイクはフロントがロックして転倒の可能性がありますのでリヤが多い方が良いです。

次に、パッドを確認します。


右がリヤ、左がフロントです。
想定の通りフロントが汚れています。
これでは、制動力不足や異音が起きます!

診断

フロントなので、チェーン等の油では無く、
大気中の排ガス等の油がローターに付着し、それをパッドが取り込んで堆積した状態と思います。

リヤも同じように付着しますが使用しているので、ローターがパットを研磨していて綺麗な状態を保っています。


このような状況のマニュアルや主な回答は洗浄だと思います。

しかし、当店では洗浄はあまりお勧めしません。
所詮、染み込んだものは元に戻りません。汚れを撹拌して悪化すら起きます。研磨きりが無いと思います、しかもローターは研磨できません。
研磨も洗浄も近い将来同じ状態に戻ります。

その場の緩和ケアで、解決を求める方には間違った診断だと思います。

そもそも、根本を解決しなければ部品を変えても同じようになります。


「生活スタイルを変えましょう」的に
使用法を提案する事もあるかと思います。
これは、ストレスです。
しかも、ど平地関東平野住まいの方のロードやクロスバイクは、ブレーキをあまり使用しないので、なりやすい現象です。

これは、言われても変える事は出来ません。


従って、当店の処置・処方は

アイテムの変更で対応します。

過去には「さじを投げられました」と持ち込まれたバイクも解決して喜ばれています。
ぜひ、正しい診断・診察を受けてください。


当店では、バイクのロードディスクブレーキは空気以外の物を付けるのはお勧めしていません。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 


納車準備 完了です

2021-02-18 | カスタム
先日、アップしていたバイクですが。

翌日にチェックして何も問題が無いので、最終仕上げを行いました。


ハンドル周りのケーブル処理や、シートクランプの手法等。
相変わらず ドイツだな~ と感心させられる作りです。

高品位な妥協点!
座布団1枚です。

他にも、
サイクリングバイクと言う事で、前後フルフェンダーが装着できるように設計されています。


その処理まで高級車のそれですw


エンジニア達は、小さなころからドイツ車に慣れ親しみ。
機械好きでしょうから、それらの創り込みが染み込んでいるように文化を感じます?

個人的に、ドイツ車は 「本当に凄いな~」と思うのですが。
ラテン車の のんびり感 が好きですw

のんびりでも、品質は大切。安全も大切。
本質的高級車のような、大人なバイクだと思います。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 

手間は惜しまずちゃんと仕事します

2021-02-15 | カスタム
最近のバイクはケーブル類を内装するバイクが増えてきました

このバイクたちはケーブルの遊びが少なく、シビアに組み上げないと不具合が生じます。


今回は

ステムとバーに沿うように組み上げるバイクです。

気になったのが、
画像の右レバーからぶら下がっているインナーに、黒い短いアウターが通してあります。

フレームから伸びているアウターとアジャスターで接続するのですが。

ケーブルのアールがきついのと、アジャスターは曲がらないので、
アジャスター前後のケーブルに負担がかかり、後の不調に繋がります。
アジャスター機能はディレイラーに付いているので、

一本の通しにしたいのでが。
それには、アウターを長いものに入れ替える必要があり・・・


このようにBBを外して通す必要があります。


当店では、納車時は技術料無しでケーブル代のみで入れ替えを行っています。
後に行うとBBを外して、ヘッドを外して、技術料はそれなりに掛かります。


今回も、お客様に相談すると。
アウター数百円だけなら行ってください。との事。

ですよねw


覚悟を決めて作業開始です。

上の画像のようにBBを外して。


ヘッドも外して、ケーブルの施工作業を行います。

もっとも。
このタイプのヘッドセットは処置をしないとトラブルの元。
分解して出来る限りの処理を日常的に行っております。

だろう?進行はしません。きっちり確認します。


通し終わり、完成が見えてきました。


ブレーキとシフトのケーブル長の適正化を行い、ブリーディング シフト調整を行っています。


BBもクランクも組み終わり、ハンドル周りもまとまりました。


なんとなく。
虫の知らせで、一晩放置して確認を行おうと思ったので今日はここまで。

高度な虫の知らせセンサーは大切です。
センサーが感知したら、
だろう?進行は行わず いったん止めて確認します。

今回はブレーキオイルホース交換はないので少し楽でした。

かなり手間の掛かる作業なのですが。
このバイクも、10年程前に購入して頂いた方の乗り換えです。
当店の特徴を気に入って頂いての事と思います、嬉しく感謝のかぎりです。

変わらずに、品質、技術、情報に対してはバカ正直でいこうと思いました。


お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 

ボルトにグリースはNG!

2021-02-13 | 間違いだらけのバイク選び
バイク選びから少し脱線しますが、

ボルトにグリスを塗ってはいけません。


と言うのは。
スポーツバイクパーツの締付トルクは 4N-m と言う低トルクの箇所も多く。
ドライバーでも超えてしまう数値です。

4N-mは、1N-m狂うと 25%の狂いになってしまいます。
更に価格が安い部品は、高い部品と比べて品質は期待できなく、
尚更トルク管理が重要になります。


ところが、ボルト等にグリースを塗ってしまうとオーバートルクで破損の可能性があります。(これはISOでも警告されています)

組み上げ時の破損ならまだしも、組み上げ時は亀裂で走行中に破損すると大きな怪我に繋がります。



当店で通常使用するものですが。
ネジ等に塗るものは、昔からたくさん出ています。
適材適所に使い分け塗り分けるのがメーカーの推奨です。


最近では車業界では ISO基準 で、グリースをホイールボルトに塗る事が禁止されました
世界を見ると、塗布剤やトルクレンチは日本より当たり前に広く使用されているようです。


話は変わって
購入時にグリースが塗られているパーツもあります。
メーカーに問い合わせると、
「正しくはグリースNG、塗布剤を塗って組み上げてください。」
事情があるようです。


組み付けるスタッフはプロだから、拭き取って塗り替えると言う前提もあるようです。

確かに全ての商品に、「専門の知識をもった~」と書いてあります。

ショップでもグリースを推奨していたら、メーカーに問い合わせてください。
塗布剤は近所のホームセンターで購入できます。


興味が合って分からない事があれば店頭で質問もOKです。

東京サンエス さんのカタログ配布中!

2021-02-06 | イベント
告知が遅くなりましたが、東京サンエスの新カタログを配布しています。


毎年「サイクルモード」等で、配布している人気のカタログです。

昨年はコロナの影響で中止になり、販売店に配布の依頼が来ています。

サンエスさんの意向に全面的に協力したいと思ってますので、カタログ受取だけでも気兼ねなくお立ち寄りください。
是非、お待ちしております。