TTバイクの製作です。
まずは、クリニックで形を仕上げます。
セッティングとの大きな違いは、乗り方をプレイヤーと作り上げていきます。
巷のセッティングは凝った物でも、最大公約数を集計するシステムに個人の寸法を入力してバイクを作ります。
「さーバイクは最高の集計システムで出来上がったから、あとは乗って馴染んでいって!」って、事です。
プレイヤー合わせるシステムだと思います。
何かの力を借りての作業では仕方のない事です。
当店の EPSクリニックは、あくまで人が主体でバイクは人に寄り添います。
全身の筋肉等の緊張を見ながら人が仕上がる場所にバイクをパーツを置いていきます。
サドル高さ、サドル前後、サドル角度から始まり。
ステアリング周りは、DHパッドベース台座の位置、上記画像のDHパッドベースの無数のポジション。
DHバーの角度、DHバーの高さ、長さ。
ブルホーンバーの長さ。
組み合わせが無数からベストを探していきます。
当店では、まずプレイヤーのスタイルと目標をお伺いします。
そして、当店概念の基本を探し出しお伝えします。
そこから、いくつかの乗り方をポジションを変えレクチャーします。
あわせて、希望のスタイルを作り出しプレイヤーにチョイスを求めます。
また、100km 超でも可能なポジションも設定して提案します。
今回はイケイケスタイル。元気な体で速く走れるスタイルをチョイスされましたw
ただ、ご安心ください。
保険を掛けた作り方をしますので、ロングランニング重視仕様への変更も可能ですww
各ライダーにお褒め頂ける、無数の設定からのゴールへの到達は。
しつこさが理由だと思っています。
良いと思ったら、その周囲を試して精度を高める。
その周囲に良いゾーンがあればその周囲を探す。
あえて失敗迄探し出します。
その、失敗と理解できロジックに説明できる経験がクリニックの質を高めて来たのだと思っています。
ありがたい楽しい作業です。
つづく