バイク工房内の出来事。

バイク選びやメンテナンスのヒントを見つけていただければ。

エマージェンシーのチェックを忘れずに

2020-04-30 | 点検、オーバーホール
「久しぶりにパンクしました~」
「タイヤ交換お願いします。」

と、依頼をお受けしました。

5年位前に当店でホイールをお買い上げいただいて初めてのパンクだそうです。
チューブラーユーザーも多い当店ですが、チューブラーは本当にパンクが少ないです。

では、作業に。と、思い手が止まりました。

このスペアタイヤ危険です!
お客様も交換の際に感じたようですw

と、言う事でパンクしていない方も1年使用したので交換してスペアタイヤにまわす事に。


エマージェンシーが使用不能では困ります。

ゴムは生モノで劣化します。スペアタイヤやスペアチューブも定期的に交換をしてください。


ちなみに、
「CO2ボンベを独りで初めて使いました。購入時に試しで教わっておいて良かったです。」
との事でした。

そうです。
たまに、購入したけど使い方が分からない。って訊きますw

準備と点検をしっかししておきましょう。


お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 

最新モデル 試乗会 GW明けまで行っています

2020-04-24 | イベント


これからの新しいベンチマークになるであろう、新型アディクトRCの試乗車があります。

ディスクロード2世代目となる、完全なディスクロード設計のバイクは完成形とも言える仕上がりです。


見た目にも、ホース類を完全内装しボルトまでもエアロ処理され「とてもスッキリした斬新なデザインです。」

観れば納得いただける表現だと思います。


お待ちしております。

なお、貸出中のタイミングもあるので御来店前に一報頂ければニアミスがありません。

番外編 通学用自転車登場!

2020-04-17 | 間違いだらけのバイク選び

表題の通り、当店では珍しいバイシクルの登場です。

実は、当店でもいわゆる「一般車」(ままちゃり)を扱ってはいます。
いつくかの勤め先では扱っていた商品でした。

しかし残念ながら。
このような自転車は、ホームセンターや量販店、スーパー系で購入する文化が日本でも広がってしまいました。

それは、私達専門店で購入するメリットを理解して頂けるような努力が足りないのでしょう。


今回は「では、メリットは?」 と、言う話です。

それはたくさんあるのですが、全て修理に結びつきます。
・新車販売メインで考えているか?
・販売プラス、その後のお付き合い(修理)で考えているか?
の差だと思います。
年に数回購入店に見捨てられた自転車が持ち込まれます。
お伺いするといずれも大型店です、なぜなら私達はどのような状況でも自転車を見捨てる事はないからです。

そして、
修理を想定すると選ぶ商品が変わるものです。


でも、高い!
いえいえ、例えばこの自転車は値段と内容でお勧めし易い1台です。


現在、ほぼ全て一般車(モーター無)は中国製ですので、メーカーの体質が品質になると思います。
こちらのメーカーは国内生産時代から今も大手メーカーの自転車生産も手掛けるメーカーで、私も一定の信頼を置いる一流ブランドです。


さらに、ブレーキや


変速も安心のシマノ製。
扱いな雑な男の子には、外装より壊れにくい内装がお勧めです。


ライトも信頼のパナソニックブランド。

アルミパーツも多く軽量!
驚きは、BBがカートリッジタイプで漕ぎの軽さに拘っています。
性能と経済性が抜群です。

そんな自転車に、両立スタンドやキャリアまで着いて 3万円位から御案内出来ます。
一流ブランドで同条件のホームセンター価格と大きな差は無いと思っています。

そして一番の差は・・・
自転車屋は責任を持ってメンテナンスをさせて頂きます。

当店も販売した一般車は最後まで責任を持って修理を行っています。
もちろん持ち込みも可能な範囲はお受けしています。
しかし、販売車はビジネスを超えて可能な範囲の条件が外れます

それが、街の自転車屋だと思っているのですが。。。
まだまだ、努力が足りません。
都会ではスーパーから八百屋にお客様が戻って来てるように、努力します!

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 



フレームの内部でこんがらがってます

2020-04-08 | 間違いだらけのバイク選び
納車の整備をしていての出来事です。

新たなブレーキフルードホースをフレーム内部に引き回すのですが。
よく行方不明になりますw

そんな時はスコープで覗くのですが、問題を見つけてしまう事も多々あります
今回は、、



赤丸がホースですが、その脇が問題!

シフトケーブルがグルグル絡まっています。(安いスコープなので画像悪くてすみません(-_-;) )


シフトケーブルが内装のバイクに起こるのですが、内部でこのように絡まる事があります。
当店ではそもそもシフトケーブル抜いてしまうので起きませんが、メーカーからの納品ではある事です。

また。
以前、大きな大会でプロ選手のバイクのフロントディレイラーがインナーに入りっぱなしになり途中でストップ。
オフィシャルのメカニックが調べると、このように絡まっていたそうです。

メカニックとしてバイクトラブルで成績に影響を与えるのはNGです。
F1のように、限界域で使うものなら仕方ないですが。バイクは防ぐことが可能です。
自身に置き換えて恐ろしくなった出来事でした。



ホースのクセもあるので、適切な並びを見つけて装着します!


今回は「バイク選び」と言うよりは「バイク屋選び」かもしれませんが。
絡んだままのバイクが世の中には走っていると思います。

症状が分かり難くても消耗は早くなります
例えば、ケーブルが切れて交換になると状態は分からなくなるので闇に葬り去られるんだろうな~。って思います。

当店ではスコープでの確認作業をさせて頂きます。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。