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バイク工房内の出来事。

バイク選びやメンテナンスのヒントを見つけていただければ。

TTバイク オーバーホール

2023-02-27 | 点検、オーバーホール
シーズンインを前にオーバーホールが増えてきました。

最近の傾向で、
コロナ化でイベントに参加しないからと、メンテナンスを飛ばしていた方も多く。
状態が悪いバイクが少し多めになっています。


そんな中、今回のバイクでどうしても気になったのが ココ


このバイクは、BB下にブレーキキャリパーがついています。
めっちゃ汚れる場所ですw

しかも、TTバイクはサードパーティーのブレーキも多く。
シマノ、カンパ、スラムに比べると安全性が不安です。


一番安全な状態でお渡ししたいので、全バラシでメンテナンスしていきます。

「やっぱり状態はよくない・・・」

まあ、察しが当たったと前向きに。
ココだけでを4種のケミカルを駆使して組み上げます!


終了!
全く違うフィーリングに仕上がると思います。


次にステアリング周辺。
劣化と混沌としていたのをスッキリ安全志向で組みなおします。


今回はブルホーンのみ安全志向でグリップに交換します。
グリップは安心感が違います!

プロでもブルホーンから手を滑らせて落車しています

皆さんも是非試してみてください。


DHもカットしたのですが見えません・・・w



ホイールとBBのオーバーホールも終わり部品待ちです。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 

あるタイヤ交換で見た事象ですが・・・

2023-02-10 | 間違いだらけのバイク選び
本格的なシーズンインを前に、今日も地道にチューブラタイヤ交換を行っています。

そんな中「あぶなっ!」って思った事を共有させて頂きます。

今回の案件は、当店販売のバイク&ホイールです。
イベント先でパンクしてしまい、パンクを想定していなかったので(分かります、チューブラパンクしないんです)出先で調達したタイヤに片側が交換されていました。

依頼は
・前後タイヤ交換。
・変えたばかりの応急タイヤもビットリアに戻してほしいと。


で、剥がし始めたのですが。
「ふさぁ~」「ふさぁ~」と外せます。
剥がす必要ありません
「あぶなっ!」

タイヤが接着されていないのです!

テープは当店でも扱いのある、ミヤタのチューブラテープに見えます。
タイヤの保護テープ(白い布テープ)の繊維が抜けやすく、剥がそう?とするとスポッと抜けてしまうのです。

では推察です。
1.日常的に取り扱うブランドでは起きません。
もう片側の3年前のビットリアはしっかりついていました。
2.リムにテープはしっかりと付いています、ミヤタテープと当該タイヤの相性が良くないのかも知れません。
3.リムセメントのみの使用を求めるタイヤかも知れません。
4.今回装着されていたブランドは販売実績がありません、情報は少ない状況です。(使用ユーザーは多いと思います。)
5.他に4年以上使用のタイヤの保護テープが経年劣化でボロボロになったのを見た事があります。(このブランドも販売実績がありません。)

当店販売実績に関しては、9割ビットリアですw
でも、1割も 他ブランド3社ほどですかね? 販売しております。


#3 なのですが、カーボンホイールはリムセメントとの相性が良くありません。
プロ選手も含め当店は全てチューブラテープです。
ただ、メーカー独自の見解があっても良いと思います。今回お客様に伝わって無いのは問題ですね。

#2 については、他のテープより該当タイヤの繊維にはミヤタ製が良いと思います。
ただこれも、お客様はタイヤとチューブラテープを同じ店舗で買われたと思ってしまいます。だとすると・・・

#4 当該メーカーのサイトには、装着デバイスの注意喚起はありませんでした。

当店でも数名ですがミヤタのチューブラテープの接着力やフィーリングを好まないお客様もいらっしゃいます。
そして、その意見は他のお客様に共有させて頂いています。
ただ、今回の件は要素が別です。


今回の件は、重大な事故につながる事です。
当店の情報も少ないのですが、当店情報アップデートとしては強い希望やスポンサー縛りがなければ販売しないですね。
このリスクを保有する意味は無いと思います。


今回は出先と言う要素があったにせよ、一般のユーザーさんに起きた事で他の方も起きる事だと思います。

今回は、メーカーと販売店に責任の一端はあると思っています。
このような気が付かれない要素の事故も実際に起きていると思いますので、
我々の意識が問われます。

不安があれば、徹底的にショップやメーカーにお問い合わせ下さい。
ショップには、伝えきれない沢山の情報が集まっています。
ただし、申し訳ないのですが店選びはお客様の責任範疇だと思っています。
「お店選びを間違えなければ、商品選びは間違わない」
と、自身も日頃の買い物で思って買い物をしています。

申し訳ないのですが、サイクリストの皆さん自身もご注意ください。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 

ディスクブレーキあるある!

2023-02-05 | 間違いだらけのバイク選び
久しぶりに ORBEA を組み上げました。


しっかりと作られたフレーム、的を得たパーツチョイス。
とても良いバイクだと改めて思いました。
更に即納! 久しぶりで気持ち良いです。(ぜひお問い合わせ下さい。)


で、ディスクブレーキの完成車でよくある事なのですが。

オイルホースがねじれています。(他社も全てです!)


パーツサプライヤーから、完成車メーカーへはこの様な状態で納品されます。
そして、仮組み時に工場にてホースを通し「がっちゃんこ」接続されます。
(ケーブル外通しフレーム用は「がっちゃんこ」された状態で納品されます。)

その状態で納品されたバイクは仮組みなので、そのまま納品してはいけない契約になっているのです。
「適切に組み上げる」と言う条項です。


そのまま納車での問題は!
1.ホースが長く適切では無い。何かに引っ掛かりホースが破損したり、店頭のリスクを持ち合わせてしまう。
2.冒頭のホースがねじれている。ホースが絞られオイルの流路が減って正しい動作ができない。
3.ねじれにより、ハンドリングに影響を及ぼす。
4.ねじれにより、ホースが正しい位置から暴れてしまう。
5.ねじれは、ホース破損へ時間的に確実に進めている。

ブレーキが正しく作動しない。
すぐに不調になる。
ハンドリングに影響がです。
どれも劇的に危険です。


特にねじれが問題で、ねじられて時間が経つと癖がついてしまい気付けない方もいると思います。
そのまま乗っていると、本来では起きない早期の消耗交換になってしまいます。

本体仮組み際に、ディスクブレーキホースは内部のパーツと一体化してしまい。
ねじれを起こさないためには、個々の調整が必要になります。
工員の方が一台一台確認するのは無理な話で納得済みです。

当店では、ステム長やハンドル長、さらに位置決め後ホース長の調整を行うため一旦分解します。
そして、組付けによるひねりが加わった状態でねじれが無いようにコントロールしています。

元々、私共ディーラーはその為に存在していると思っています。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。