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バイク工房内の出来事。

バイク選びやメンテナンスのヒントを見つけていただければ。

プーリーってとても大切!

2020-11-22 | 点検、オーバーホール
と、言っても他も大切で。
「どこが一番重要ですか?」
と言う質問は、回答にとても困ります。

頭の中で順位をイメージしても、下位にイメージしたあの部品が不調だと上位のこの部品は正常に作動しない。

・・・
で、「ん~~ 順位付け出来ないです。」
私の能力では勘弁して頂きます。


話は戻ってプーリーです。

当店の点検はプーリーに対して次回を費やす方だと思います。
そう思う理由は過去に不明トラブルが持ち込まれ、プーリーが要因のバイクが何台もあったからです。

中には新車の段階から抱えていた不良もありました!


で、今回点検でお預かりしたバイクは上下共にプーリーが割れていました

ほとんどのプーリーは割れませんが、このメーカーは良く割れます。
割れるとケガに繋がる可能性もあります。早期に発見できて良かったです。


本題ですが、プーリーの仕事と役割はとても大切ですw

上側のプーリーの回転不良や品質は、変速不調の要因になります。
プーリーの交換で変速不調が治る事が良くあるくらいで。
診断がつかないと、不明な変速不良と放置されるバイクが多いように感じています。

下側のプーリーは回転の改善が体感できるほど、状態が大切です。
特にチェーンやベアリング等回転に拘る方はここも必須です。


そして、当店でも販売していますが最近は様々なプーリーがあります


これらの選択は要注意です。

とくに低価格商品は変速トラブルの可能性も増えます

1/10 mm幅や形状に拘って開発される部品なので、相性にも注意が必要です。
低価格商品は汎用にして幅を無視している事すらあります。


価格が安くても、数多く組み付けている信頼性の高い部品チョイスか、
純正の最上位プーリーがお勧めです。


上記の画像は、変速よりも回転重視で割り切って取り付けた部品です。


シマノ社は、チェーン2本でプーリ交換を推奨しています。
当店は診察で判断しています。
特に変速不良の際には試して見る価値あります。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 




TTポジション について

2020-11-16 | 間違いだらけのバイク選び
当店で多い質問が、DHのポジションについてです。
また、多くのアスリートが訊く先にも困ってる事のようです。

今回も個人的な意見ですが。

多くの質問をまとめると、
ネットで多い意見やメジャーと思っておられる方の意見に、ネガティブな要素が多い。
一方、ポジティブな意見が少なく不安になってしまうようです。


例えば、TTバイク。
結論を先に言うと
「アイディアを持っているメカニックなら、どのバイクでも同じように快適に作れます」

専門家?が機能比較をして長所短所を述べる際に、セッティングについてネガティブなコメントもあるそうですが。
そもそも、欧米人を基本とした700Cバイクを日本人が乗る事もそもそもネガティブとも言えます。
この事は伏魔殿のように語られる事が少ない気がします。

ただ、ネガティブで諦めては技術者ではありません。
当店ではアイテムを前に概念をゼロにして、新たに発想する位のスタートが必要だと思っています。

そのアイディアについて多角的に検証し、専門家やメーカーと確認を行い実行する。
そして、お客様ともコミュニケーションを取り合い熟成を行う事が最後に大切だと経験しています。


その場で簡単に解決したい場合にネガティブになるのでしょうか
どちらにしろ見直しが無ければ仕上がらない気がするのですが。


結論、専門店ではなく。
セッティングの専門家なら、どのバイクを買ってもセッティングは大丈夫です。
そんな方がサイズ云々なんて意識しないで処理されるレベルで、サイズも含め明確に質問に答えてくれるでしょう。



ただ、ドロップに取る付けるDHバーはそう言う訳には行きません。
アイテムを間違うとセットアップが出せません。

先程の欧米人向けのバイクに、欧米人向けのアダプターを装着する。

そもそも論で、バイクの設計が間違っているとNGです。
そして、購入するDHバーが間違っても快適にはならず、「DHの方が疲れてしまうのですが、セッティングが悪いのですか?」
との事になってしまいます。


当店では2割位の方が、「購入する時にトライアスロンって言ったのですが・・・」
と、ベストを出しづらいバイクで相談を受けます。


したがって、初心者サイクリングの方でも。
当店ではトライアスロン方面の香りには敏感になってしまいます。
その結果「興味が無い」と言って頂ければそれはそれで良しです。

DHバーを購入する時では遅いのです、バイクを購入する時から始まるのです。

ちなみに当店では、過去から現在に至るまでトップアスリートがEPSクリニックでDHポジションを作っています。

次回はその過程を。。。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 


クロスバイクに続く、和製英語にご注意ください!

2020-11-06 | 間違いだらけのバイク選び
グラベルロード

最近よく聞くワードです。
ですがこれが厄介で、ほぼ和製英語です。

元々はグラベルバイクとして発売されています。


グラベルバイクとグラベルロードでは印象が大分変ります。
あるメーカーがマーケティング的に日本にではグラベルロードと呼び始めました。

この辺りのメーカーは本国ではグラベルバイクと表記され、日本ではグラベルロードと表記されています。

そしてよく見ると、グラベルバイクのイメージ画像は完全にオフロードです。
国内でイメージ付けされたロードは出てきません。

あるメーカーは各ジャンルの走行イメージをパーセンテージで公表しています。

パフォーマンスロード : オンロード100%
アドベンチャーロード : オンロード90%:オフロード10%
シクロクロス : オンロード10%:オフロード90%
グラベルバイク : オンロード20%:オフロード80%

これをお客様にお見せするとビックリされます。
グラベルバイクにアドベンチャーロードのイメージを描いていたからです。

もちろん、各社違いはありますが。
私は元々このように理解しいて、当店では「トラベルオフロダー」と紹介させて頂いていました。

ただ、イメージの偽装が強く。理解されない事が多いのです。。。

お客様のニーズは。
「のんびりツーリングしながら、たまに出会うオフロードもこなしたい。」
であって。オフロードバイクが欲しい方はほぼいらっしゃいませんでした。

ぼんやりとしたマーケティングを受けた我々小売店のスタッフの、イメージの幅が広くなるのも当然で。
和製英語まで作られてしまうと、流されてしまう事も理解できる流れです。

ただ、よく調べると
画像
位置づけ
ジオメトリー
コンポ
コメント

意外とヒントはたくさんあります。
お客様を誘導するウェブサイトは、販売者がしっかりと理解して分かりやすく説明する事が必要です。



そうそう、クロスバイクも本国では使用していません。
マーケティングで生まれた元祖和製英語です。

実際の内容とお客様にイメージさせるマーケティングが伴わない、フェイクが嫌いな私ですので、ご相談頂ければ根拠を探して解説させていただきます。
ぜひ、ご相談ください。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 





日本選手権に向けて オーバーホール!

2020-11-03 | 点検、オーバーホール
安松選手が、週末の日本選手権に向けてのオーバーホールで来店。

先月も無事にU23日本選手権を優勝し期待がかかります。

ただ、U23のレースは雨


ご覧の通り!

カンパニョーロは、雨使用後はオーバーホールがメーカー推奨です。
って。全てのメーカーが雨の使用後はオーバーホールを推奨しています。



交換が必要なベアリングです。
ハブベアリングと、カセットボディーのアウターです。


右上もそんなに状態は良くありません。
ただ、左下は腐食してしまっています。セラミックベアリングに見えますw


クリーニングを行い組み付けて行きます。

今回はレース仕様に、耐久性より前後共に性能重視で仕上げます。



・ヘッドセットオーバーホール
・チェーン交換
・前後ホイールオーバーホール(部品交換)
・ボトムブラケットオーバーホール
・リヤディレイラー加工
・前後タイヤ交換
・各ボルト点検
・腐食防止処理

を行って終了です。

今回はリヤディレイラープーリーが通常では回復せず、今週末限定カリカリチューン?w でまとめました!

活躍とバイクNOトラブルを願っています。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。