goo blog サービス終了のお知らせ 

バイク工房内の出来事。

バイク選びやメンテナンスのヒントを見つけていただければ。

クロスバイクに続く、和製英語にご注意ください!

2020-11-06 | 間違いだらけのバイク選び
グラベルロード

最近よく聞くワードです。
ですがこれが厄介で、ほぼ和製英語です。

元々はグラベルバイクとして発売されています。


グラベルバイクとグラベルロードでは印象が大分変ります。
あるメーカーがマーケティング的に日本にではグラベルロードと呼び始めました。

この辺りのメーカーは本国ではグラベルバイクと表記され、日本ではグラベルロードと表記されています。

そしてよく見ると、グラベルバイクのイメージ画像は完全にオフロードです。
国内でイメージ付けされたロードは出てきません。

あるメーカーは各ジャンルの走行イメージをパーセンテージで公表しています。

パフォーマンスロード : オンロード100%
アドベンチャーロード : オンロード90%:オフロード10%
シクロクロス : オンロード10%:オフロード90%
グラベルバイク : オンロード20%:オフロード80%

これをお客様にお見せするとビックリされます。
グラベルバイクにアドベンチャーロードのイメージを描いていたからです。

もちろん、各社違いはありますが。
私は元々このように理解しいて、当店では「トラベルオフロダー」と紹介させて頂いていました。

ただ、イメージの偽装が強く。理解されない事が多いのです。。。

お客様のニーズは。
「のんびりツーリングしながら、たまに出会うオフロードもこなしたい。」
であって。オフロードバイクが欲しい方はほぼいらっしゃいませんでした。

ぼんやりとしたマーケティングを受けた我々小売店のスタッフの、イメージの幅が広くなるのも当然で。
和製英語まで作られてしまうと、流されてしまう事も理解できる流れです。

ただ、よく調べると
画像
位置づけ
ジオメトリー
コンポ
コメント

意外とヒントはたくさんあります。
お客様を誘導するウェブサイトは、販売者がしっかりと理解して分かりやすく説明する事が必要です。



そうそう、クロスバイクも本国では使用していません。
マーケティングで生まれた元祖和製英語です。

実際の内容とお客様にイメージさせるマーケティングが伴わない、フェイクが嫌いな私ですので、ご相談頂ければ根拠を探して解説させていただきます。
ぜひ、ご相談ください。

お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 





最新の画像もっと見る