ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

今週の出走馬

2011年01月21日 | ブログ
やっとこさ2011年の初出走!

1月22日(土)
マヒナ/中山9R 菜の花賞 芝1600 蛯名
シルクプレスト/中山11R アレキサンドライトS ダ1800 柴山

マヒナは2か月ぶりのレース。
牝馬限定の自己条件なので何とか好勝負を期待したいところだが、
昇級戦だけに力関係がどうなのかが分からない。
前走の勝ち方はなかなか強かったと思うが、
まだその能力を掴みかねているところがある。
調教師はえらい強気でその口からクラシックの言葉も出ているが、
僕自身は半信半疑というところ。
試金石の一戦。

シルクプレストは準オープンに上がってからは二桁着順ばかりで、
クラスの壁を感じさせるレースが続いている。
ぶっちゃけると1000万クラスで勝ち負けしてくれたほうが、
楽しいし賞金も入るので、今の結果からいうと、
準オープンに上がらなければ良かったというのが正直なところ。
ということで、今回は「目指せ賞金!」で。


2011年の初出走がそのまま初勝利となってくれたら嬉しいな♪

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種牡馬として

2011年01月20日 | ブログ
2006年に社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、
翌年からレックススタッドに繋養されていたザッツザプレンティが、
乗馬に転向することになった。

つまり、種牡馬失格の烙印が押されたわけだ。

確かに活躍馬を出せていないし、
そもそもダンス産駒のステイヤーということで需要も少ない。
しかしまだ11歳、初年度産駒も今年4歳。
まだまだこれからという時に、この見切りの早さ。
種牡馬の競争の厳しさを改めて知らされた。
まあ、GI馬だし最悪の結末をたどることはないだろう。
ノーザンホースパークで余生をのんびりと過ごしたらいい。

それで重なるのが種牡馬となったブレイクランアウト。
置かれている状況はもっと厳しい。

種付け頭数も多くはないだろう。
また、良血牝馬をあてがってもらえるはずもない。
それで活躍馬を出さなければならないなんて、
ほとんど奇跡でも起こらない限り不可能というものだ。

いちるの望みは非サンデー系だということか。
サンデー牝馬にサンデー系種牡馬は付けられないから、
そこに何とかブレイクのつけ込める隙はあるように思う。
その隙は、1ナノメートルの100万倍の細さだけれど。

何とか奇跡が起こらないか。
1頭でいい。
たった1頭でいいから初年度産駒から走る馬を出せたなら、
ブレイクの種牡馬としての未来は光り輝くものになる。


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ゼニヤッタ モンダッタ

2011年01月19日 | ブログ
アメリカのエクリプス賞が決まり、
年度代表馬にゼニヤッタが選ばれた。

これは至極当然の選出であり全く異論はないのだが、
しかしこれで2010年の年度代表馬は、
アメリカもヨーロッパもオーストラリアも、そして日本も、
すべて牝馬が選ばれたことになる。
こんなことは、もちろん史上初めてのことである。

ここ数年牝馬が強い理由として、
角居調教師は「硬い馬場」を挙げていた。
それはどこかのスポーツ新聞で読んだのだが、
要するに今の馬場が牝馬に合っているということらしい。

それを読んだとき、なるほどと納得した記憶があるのだが、
しかし、日・米・欧・豪ともに牝馬が強いとなると、
これは馬場の問題だけではないようにも思う。

何か遺伝学的な変異が起きているのか、
もちろん僕には専門的な原因なんて見当もつかないが、
ただ、一口的にいえることは、
もしもこの牝馬が強い傾向が今後も続くようならば、
無理して高い牡馬を買わずとも、
牡馬に比べて割安な牝馬を狙って出資していくのも
ひとつの手かなと思ったりもする。
牡馬よりも強いのに、牡馬よりも値段が安いとなれば、
これほどコスパにすぐれたものはない。

来年からは補償もなくなることだし、
これはちょっと本気でそうしようかなと思っている。

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ビューティフルネーム

2011年01月18日 | ブログ
キャロットの馬名の応募が先週の11日に締め切られて、
僕も無事に出資馬たちの馬名に応募した。
あとは何とか1頭ぐらいは採用されれば嬉しいなと思う。

ただし、僕は馬名を考えること自体が好きなので、
名前を考えることだけでもう十分楽しんだから、
別に採用されなくても構わないと思っている。
今までに6頭の名付け親になることができたので、
まだ名付け親になったことがなかった頃のように、
そんなに無理に是が非でもという思いはない。

いちばん最初に採用されたのは「アンプルール」だった。
フランス語で「皇帝」という意味だ。
シルクで何度応募しても採用されなかったので、
採用が決まったときには本当に嬉しかった。
うん、あの時はかなり喜んだ。

6頭の中でいちばん気に入っているのが「アーリーレナ」。
2005年産のホワイトマズルの牝馬で、
厩舎はリアルインパクトでお世話になっている堀厩舎。
アーリーレナというのは初恋草の品種の名前で、
お母さんのノンストップラブから連想した。
これは我ながらなかなかよい名前だったと未だに思っている。
ただし、馬自体は結局は入厩すらできずに引退してしまった。

さて、今年は採用されるのだろうか。
キャロットのスタッフさんが変わったので、
もしかして選考の傾向が変わったりしたらダメかもしれない。
何となく今年は自信がない。

2月頃からボチボチ情報が出始めて、
クラブからの正式発表は3月ぐらいだろうか。
自分の応募した案が採用される・されないに関係なく、
出資馬たちにどんな名前が付くのか、楽しみに待ちたいと思う。

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隣り合わせ

2011年01月17日 | ブログ
昨日はテンポイントのことを書いたが、
リンク先のYouTubeの動画は何度見ても泣ける。

テンポイントがずるずると後退していく姿に重なるイントロ、
脚を引きずりながら馬運車に乗り込むシーン、
頑張れテンポイントと書かれた千羽鶴、
そして、母ワカクモの悲しげな表情。

当時を思い出して涙する。

テンポイントは、だから僕にとって別格の存在だが、
それ以外にも思い入れのある馬はたくさんいる。
ミホシンザンはかなり好きだった。
牝馬ならダンスパートナーとエアグルーヴ。
グラスワンダーは好きというよりもその怪物ぶりに畏怖した。

そんな歴史に名を残すGI馬たちにまじって、
しかし、それらと同等に好きだったのがユキノローズだ。

1982年産なのでもう四半世紀以上も前の馬だが、
クラシックにも出たし重賞も勝ったし、何より、
オープンでタフに走り続けたので覚えている人もいると思う。
また、レインボーペガサスのお祖母さんでもある。

応援するようになったきっかけは当時付き合っていた彼女だ。
日曜日の午後は、僕の部屋でよく二人で競馬中継を見た。
というより、僕が見たかったからむりやり付き合わせた。
そんな彼女がある時ふとつぶやいた。

「ユキノローズって名前、かわいいね」

以来、二人でユキノローズを応援するようになった。
ユキノローズはほぼ月一ペースでメインに出走し続けたから、
すなわち月に一回はテレビで見ることができた。

「またダメだったね」

レース後に出る言葉はいつもそれだった。
しかし、どんな形であれ、
彼女が競馬に興味を持ってくれたことが嬉しかった。
今思うとそれは、僕に対する優しさだったのかもしれない。
そしてそれに気づかなかった僕は、ガキだったということだろう。

流行歌を聞くと、それが流行った時代を思い出すという。
確かに歌は時代を映す鏡でもある。
僕の場合、それが馬であることが多い。
ある馬の名前を聞くと、その馬が活躍していた時代を思い出す。
そして、そのとき自分は何を考え何をしていたのかを思い出す。

僕のそばにはいつも競馬があった。

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悲運の名馬

2011年01月16日 | ブログ
僕が自分のお金で生まれて初めて買ったレコードが、
デューク・エイセスが歌った「あゝテンポイント」。

今でもそのレコードは家にあるが、
デジタル音源で所有したいと思ってずっとネットを探していた。
なかなかどこにもアップされずにもう諦めていたのだが、
ついにとうとうYouTubeにアップされた。
どこのどなたかは知らないが感謝したい。

「あゝテンポイント ~悲運の名馬~」 デューク・エイセス


そして今日は、日経新春杯。
このレース名を聞くと、
何とも表現しがたい感傷的な気分になる。

今から33年前、いわゆる雪の日経新春杯。
66.5キロという今では信じられない斤量を背負い、
その馬は、淀の舞台に立った。

誰が悲しい結末を予想できただろう。
誰が悲劇を想像しただろう。
彼の未来は、遠く海の向こうで光り輝くはずだった。

その馬が僕を競馬の世界に導いた。

自分の原点を忘れないために、
誰のためでもなく自分のために、
これからもこのことは書き続けていこうと思う。

その馬の名はテンポイント。

流星の貴公子と呼ばれたその馬を僕は忘れない。
きらきらと輝く栗毛の馬体、
天馬と共に駆け抜けた、あの有馬記念を忘れない。

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今週も出走馬はなし

2011年01月15日 | ブログ
今日キャロットのベストリガーズが勝ち上がった。
この馬(=募集馬名グリーティングスの08)は、
去年僕が1次で申し込んで見事に抽選で落ちた馬だ。

明日カルドブレッサが500万下を走る。
ということは既に未勝利を勝ち上がっているということだが、
この馬(=募集馬名ラフィカの08)もそうだ。
去年抽選で外れた馬だ。

去年僕は、1位アヴェンチュラ(=アドマイヤサンデーの08)、
2位カルドブレッサ、3位ベストリガーズで1次に申し込んだ。
そして、その3頭がことごとく見事に華々しく抽選落ちし、
4位に書いたフレールジャックだけが当選した。

当選といってもフレールジャックは無抽選だったから当然のことで、
その落ちた3頭がこうして勝ち上がって活躍しているのに、
これでもしもフレールジャックだけが走らなかったら最悪だ。
目も当てられない。

そのフレールジャックの具体的な予定が出た。
2月5日か20日のマイル戦だ。
楽しみというより怖い。

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星の数

2011年01月14日 | ブログ
僕はかなりの本好きである。
年間150冊から200冊ぐらいは読む。
今年ももう既に7冊読み終えて今8冊目を読書中である。

基本的に何でも読むがそんなに難しいのは読まない。
普通に楽しめる小説ばかりだ。
メジャーどころでは東野圭吾とか奥田英朗とか。
そういえば一時は今野敏にはまっていた。

ここ最近立て続けに読んだのが薬丸岳。
「天使のナイフ」で乱歩賞を獲った作家で、
彼は寡作なので1年に1冊ペースでしか出版しないが、
どれも高レベルで楽しめる。
「虚夢」も「悪党」も面白かったし、考えさせられた。

本を買うときの参考にしているのがネットの評価。
特にアマゾンで買う場合が多いので、
そのままアマゾンの★の数を参考にする場合が多い。
多分これは僕だけじゃなく今では多くの人がそうしていると思う。

そして、それがまあ大体において評価通りなのである。
時間の無駄を省けるというかお金の節約になるというか、
評価の高い本を買えばまず外れることがない。
おおむね満足できる。

逆に評価の低い本は「金返せ!」となることが多い。
まあ評価の低い本を買うことはほとんどないのだが、
話題の本、例えば今なら「KAGEROU」とかだと、
あまりに酷評だらけなので逆に興味が出て読んでみた。
結果、やはり評価通りの内容だった。
というより、あれは出版してはいけないレベルだと思った。

で、それがいったい一口とどう関係あるんだ?という話だが、
募集馬たちも何らかの形で評価できたら面白いと思ったのだ。
クラブが主催したら一番正確な数字が出ると思うんだが、
会員がそれぞれの募集馬に対して、
例えば馬体・血統・厩舎などのファクターについて評価していく。
評価方法はアマゾンと同じ★5つでいいだろう。

そうすると、こんな感じで各募集馬ごとの平均の得点が出る。

 募集番号26番 ○○○○○の09
  血統 ★★★
  馬体 ★★★★★
  厩舎 ★
  ・・・・・・・・・・・・・・・
  総合 ★★★

いや、この馬は別にスターミーのことじゃないから(笑)。
まあとにかくこんな感じで評価が出て、
会員はそれを出資の参考にする。
これ、なかなか面白いと思うんだけどなあ。

まあ、クラブがこんなことするわけないけどね。

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昔はひどかった

2011年01月13日 | ブログ
記念すべき僕の出資馬初勝利は、
2002年5月19日のシルクアンビシャスである。

そのシルクアンビシャスは1999年産で、
僕は1997年産から一口を始めたから、
初勝利まで3世代を要したことになる。
つまり最初の2世代、それは合計7頭だったのだが、
未勝利馬ばかりだったのである。

いや簡単に2世代なんて言っているが、これが本当に長かった。
前述したように初出資は97年産で、
それはシルクの当歳募集馬だったから、
つまり1997年に僕は一口を始め、
初勝利の2002年まで実に足かけ5年かかったことになる。

5年だよ、5年!
5年間も僕は出資馬がぜんぜん勝つことができずに、
それでも一口を続けていたのだ。

最初の2世代の7頭は、
もう勝利なんて論ずるようなレベルの馬たちじゃなかった。
その7頭のうちデビューできたのが4頭。
つまり3頭が未出走引退。
デビューした4頭も、うち1頭が5着に1回入っただけで、
あとはすべて着外。
それはもう悲惨な成績だった。

まあでも、シルクの暗黒時代と重なっていたこともあって、
出資馬が勝てないのは僕だけじゃなくて、
シルク会員同士の妙な連帯感というか負け犬感というか、
そういうのがあって、そういう意味では取り残された感はなかった。

では、どうしてそんな悲惨な状況だったかというと、
それはもうひとえに僕に「馬を見る目がなかったから」である。
血統もぜんぜん詳しくなかったし、
何よりも馬体を見ることが全くできなかった。

なんて書くと、「じゃあ今は見られるのか?」と言われそうだが、
「昔の自分よりは」とは自信を持って答えることができる。
今が凄いんじゃない。
昔の自分が低レベルすぎるのである。
それほど昔の自分はひどかった。
あの頃の僕は、全く馬を見ることができなかった。

今、当時の募集馬パンフを見返してみて、
自分が出資した馬の写真を見て、
よくこんな馬体の馬に出資したなあと自分自身に呆れてしまう。
それは結果論でも後付けでも何でもなく、
今なら絶対に出資しない馬体の馬たちばかりだ。
すべて未勝利で終わったのも納得の馬体である。

馬体の勉強を始めて、馬体で出資馬を選ぶようになって、
今は昔に比べればハズレをつかむ確率は格段に減った。
それでもやっぱり走らない馬に出資してしまうこともあるが、
箸にも棒にもかからない馬に出資することは少なくなった。
最近では悪夢のスペースニードルぐらいか(笑)。

まあ、何にでも例外はあって、
いくら馬体が良くても走らない馬もいるし、
よく例に出されるベガのように脚が曲がっていても走る馬もいる。
要は確率の問題で、これからもその確率を上げるために、
馬体を見る目を養っていきたいと思っている。

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もう1頭の追加出資馬

2011年01月12日 | ブログ
追加出資した馬はこれ。

18 カツラドライバーの09
(父フジキセキ・3200万円・鹿戸厩舎)


この馬に関してはずっと出資確率90パーセントで、
もう僕の中では出資しているのと同じ状態だった。
ただ、何があるか分からないのが馬だから様子見していただけで、
それがいよいよ残口警報が点灯したので、
まだしばらくは大丈夫だとは思ったが、
万が一満口になったらシャレにならないので出資した。

何よりも母父ニホンピロウイナーというのがいい。
バクシンオーもタイキシャトルも強かったが、
僕の思い入れではニホンピロウイナーが史上最強短距離馬だ。
ことマイルのカテゴリーならば、同世代のシービーはもちろん、
あのルドルフだって敵わなかったと思っている。
そういえば、あっと驚くギャロップダイナの秋天で、
適性外の距離にも関わらず3着に入ったのにも感服した。

ていうか、この馬がどうして人気がないのかが理解できない。
短距離馬だからか?
今さらフジキセキで高いから?
それともやっぱりセレクトキャンセル馬だから?

エフティマイアの全弟で血統的にも走る裏付けがあるし、
馬体もいいし、厩舎もいいし、育成も順調に進んでいるし、
短距離馬が嫌じゃなかったら出資しておいて間違いないと思う。
ただ、クラシックは無理だと思うので、
そういう意味では人気がないのも頷ける。

まあ確かにGIで勝ち負けできるほどの大物感は感じないので、
将来はオープン特別あたりをこそっと勝ってくれたら嬉しいな。


しかし、これでこの世代のキャロットは関東馬ばかり7頭。
7頭はマジに多すぎる。
ここ3年はずっとキャロットでは5頭だった。
もうホント打ち止めにしなければ・・・・・・。


*写真はキャロットクラブより許可をいただいて使用しています。

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