記念すべき僕の出資馬初勝利は、
2002年5月19日のシルクアンビシャスである。
そのシルクアンビシャスは1999年産で、
僕は1997年産から一口を始めたから、
初勝利まで3世代を要したことになる。
つまり最初の2世代、それは合計7頭だったのだが、
未勝利馬ばかりだったのである。
いや簡単に2世代なんて言っているが、これが本当に長かった。
前述したように初出資は97年産で、
それはシルクの当歳募集馬だったから、
つまり1997年に僕は一口を始め、
初勝利の2002年まで実に足かけ5年かかったことになる。
5年だよ、5年!
5年間も僕は出資馬がぜんぜん勝つことができずに、
それでも一口を続けていたのだ。
最初の2世代の7頭は、
もう勝利なんて論ずるようなレベルの馬たちじゃなかった。
その7頭のうちデビューできたのが4頭。
つまり3頭が未出走引退。
デビューした4頭も、うち1頭が5着に1回入っただけで、
あとはすべて着外。
それはもう悲惨な成績だった。
まあでも、シルクの暗黒時代と重なっていたこともあって、
出資馬が勝てないのは僕だけじゃなくて、
シルク会員同士の妙な連帯感というか負け犬感というか、
そういうのがあって、そういう意味では取り残された感はなかった。
では、どうしてそんな悲惨な状況だったかというと、
それはもうひとえに僕に「馬を見る目がなかったから」である。
血統もぜんぜん詳しくなかったし、
何よりも馬体を見ることが全くできなかった。
なんて書くと、「じゃあ今は見られるのか?」と言われそうだが、
「昔の自分よりは」とは自信を持って答えることができる。
今が凄いんじゃない。
昔の自分が低レベルすぎるのである。
それほど昔の自分はひどかった。
あの頃の僕は、全く馬を見ることができなかった。
今、当時の募集馬パンフを見返してみて、
自分が出資した馬の写真を見て、
よくこんな馬体の馬に出資したなあと自分自身に呆れてしまう。
それは結果論でも後付けでも何でもなく、
今なら絶対に出資しない馬体の馬たちばかりだ。
すべて未勝利で終わったのも納得の馬体である。
馬体の勉強を始めて、馬体で出資馬を選ぶようになって、
今は昔に比べればハズレをつかむ確率は格段に減った。
それでもやっぱり走らない馬に出資してしまうこともあるが、
箸にも棒にもかからない馬に出資することは少なくなった。
最近では悪夢のスペースニードルぐらいか(笑)。
まあ、何にでも例外はあって、
いくら馬体が良くても走らない馬もいるし、
よく例に出されるベガのように脚が曲がっていても走る馬もいる。
要は確率の問題で、これからもその確率を上げるために、
馬体を見る目を養っていきたいと思っている。
2002年5月19日のシルクアンビシャスである。
そのシルクアンビシャスは1999年産で、
僕は1997年産から一口を始めたから、
初勝利まで3世代を要したことになる。
つまり最初の2世代、それは合計7頭だったのだが、
未勝利馬ばかりだったのである。
いや簡単に2世代なんて言っているが、これが本当に長かった。
前述したように初出資は97年産で、
それはシルクの当歳募集馬だったから、
つまり1997年に僕は一口を始め、
初勝利の2002年まで実に足かけ5年かかったことになる。
5年だよ、5年!
5年間も僕は出資馬がぜんぜん勝つことができずに、
それでも一口を続けていたのだ。
最初の2世代の7頭は、
もう勝利なんて論ずるようなレベルの馬たちじゃなかった。
その7頭のうちデビューできたのが4頭。
つまり3頭が未出走引退。
デビューした4頭も、うち1頭が5着に1回入っただけで、
あとはすべて着外。
それはもう悲惨な成績だった。
まあでも、シルクの暗黒時代と重なっていたこともあって、
出資馬が勝てないのは僕だけじゃなくて、
シルク会員同士の妙な連帯感というか負け犬感というか、
そういうのがあって、そういう意味では取り残された感はなかった。
では、どうしてそんな悲惨な状況だったかというと、
それはもうひとえに僕に「馬を見る目がなかったから」である。
血統もぜんぜん詳しくなかったし、
何よりも馬体を見ることが全くできなかった。
なんて書くと、「じゃあ今は見られるのか?」と言われそうだが、
「昔の自分よりは」とは自信を持って答えることができる。
今が凄いんじゃない。
昔の自分が低レベルすぎるのである。
それほど昔の自分はひどかった。
あの頃の僕は、全く馬を見ることができなかった。
今、当時の募集馬パンフを見返してみて、
自分が出資した馬の写真を見て、
よくこんな馬体の馬に出資したなあと自分自身に呆れてしまう。
それは結果論でも後付けでも何でもなく、
今なら絶対に出資しない馬体の馬たちばかりだ。
すべて未勝利で終わったのも納得の馬体である。
馬体の勉強を始めて、馬体で出資馬を選ぶようになって、
今は昔に比べればハズレをつかむ確率は格段に減った。
それでもやっぱり走らない馬に出資してしまうこともあるが、
箸にも棒にもかからない馬に出資することは少なくなった。
最近では悪夢のスペースニードルぐらいか(笑)。
まあ、何にでも例外はあって、
いくら馬体が良くても走らない馬もいるし、
よく例に出されるベガのように脚が曲がっていても走る馬もいる。
要は確率の問題で、これからもその確率を上げるために、
馬体を見る目を養っていきたいと思っている。