ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

追加出資をしたその馬の名は

2011年01月04日 | ブログ
新たに追加出資をしたということは昨日書いたが、
それはどの馬かというと、実はこの馬である。

09 マイティーダンサーの09
(父アグネスタキオン・1600万円・堀厩舎)


馬体はすごくいいなとずっと思っていた。
やや繋ぎのあたりが心配なのと、
もう少しトモの容量があればなお良いのだが、
シルエットそのものは素晴らしいと思う。

ただ、小さい馬は形を良く見せる場合が多いし、
いくら形が良くても小さいことは明らかに不利だし、
せめて430で競馬したいと思って様子見していた。
まだ、馬体重はそこまで行っていないし、
将来的にもこのまま小さいままである可能性が高いが、
もうどさくさまぎれで思い切って出資することにした。

小さいことが不利であることは間違いないが、
脚元に不安のあるタキオン産駒だけに、
体重の軽さが故障の不安を少しでも和らげてくれればと思う。
あるいは、母父がアルザオだけに、
むしろ小さい方が良いかもしれないなんて考えたりもする。

血統はなかなか面白いと思っている。
パンフの解説にも書いていたが、走りごろの3番仔だし、
大物を出してもおかしくない繁殖だ。
そこに爆発力のあるタキオンとの配合だから、
本当に一発あってもおかしくない。

僕は、大物感があるかどうかを一つの出資のポイントにしている。
今まで出資を検討して結局出資しなかった馬たちは、
それは僕の勝手な主観だが「大物感」を感じなかったからである。
そういう意味では、この馬は大物感がある。
一か八か、9割方ダメだろうけど。

厩舎はリアルインパクトでお世話になっている堀厩舎。
慎重派で数を使わないところがまあ嫌といえば嫌だが、
今や関東のトップトレーナーの一人なので信頼はしている。

心配なのは1600万円という値付け。
出来が良ければ2000万だっただろう。
事実、今回の募集馬のタキオンの中では最低の値付けである。
こういう馬が今まで走ったことはあまりない。
最近のキャロットは、おおむね値段通りの活躍をする。
小さいことだけが理由ならば納得もするが、
出来が良くないのか、素人には分からない何か欠陥があるのか。
まあ、走らなかったらやっぱり値段通りだったと思えばいいか。

これでキャロットの2009年産は6頭目。
もうそろそろ打ち止めにしなければいけない。


*写真はキャロットクラブより許可をいただいて使用しています。