ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

ゼニヤッタ モンダッタ

2011年01月19日 | ブログ
アメリカのエクリプス賞が決まり、
年度代表馬にゼニヤッタが選ばれた。

これは至極当然の選出であり全く異論はないのだが、
しかしこれで2010年の年度代表馬は、
アメリカもヨーロッパもオーストラリアも、そして日本も、
すべて牝馬が選ばれたことになる。
こんなことは、もちろん史上初めてのことである。

ここ数年牝馬が強い理由として、
角居調教師は「硬い馬場」を挙げていた。
それはどこかのスポーツ新聞で読んだのだが、
要するに今の馬場が牝馬に合っているということらしい。

それを読んだとき、なるほどと納得した記憶があるのだが、
しかし、日・米・欧・豪ともに牝馬が強いとなると、
これは馬場の問題だけではないようにも思う。

何か遺伝学的な変異が起きているのか、
もちろん僕には専門的な原因なんて見当もつかないが、
ただ、一口的にいえることは、
もしもこの牝馬が強い傾向が今後も続くようならば、
無理して高い牡馬を買わずとも、
牡馬に比べて割安な牝馬を狙って出資していくのも
ひとつの手かなと思ったりもする。
牡馬よりも強いのに、牡馬よりも値段が安いとなれば、
これほどコスパにすぐれたものはない。

来年からは補償もなくなることだし、
これはちょっと本気でそうしようかなと思っている。