引き際

正月に高校時代の友人たちと旧交を温めて、
改めて自分は高校時代と何ら変わっていないと思った。
いつまでも若いつもりというかガキというか、
全くもって気持ちは学生時代のままである。

ただ、それはあくまでも自己申告の精神面のことであり、
肉体的にはもはや中年の域に入り、
さすがに老眼鏡のお世話にはまだなっていないものの、
足腰なんかは確実に衰えてきた。
最近は、小さな段差でよく躓く。
何よりも記憶力が低下した。

これから先、あっという間に歳を取っていくのだろう。
そんなことを考えたとき、ふと、
僕は一体いくつまでこの趣味を続けるのだろうかと思った。

本当の馬主ならともかく、
一口っておじいちゃんになってまですることだろうかと思う。
明らかに年金をもらってまでする趣味じゃない。
口取りの撮影に、７０代のお年寄りがいたらひくような気がする。

５０歳はまあＯＫだろう。
５５歳ぐらいから微妙で、
６０代になったら・・・・・・、うーん、どうなんかなって感じ。

そう考えると、それはまだまだ先のこととはいえ、
自分自身の一口の引退時期なんていうのも、
そろそろ頭に入れておくべきなのかななんて考える。
まあ、５０歳になったら考え始めたらいいか。

僕自身の一口の最終目標であるダービーに勝つことができたら、
もうそれでスッパリ辞めてもいいとは思っているんだけど～