ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

馬主じゃない

2011年01月29日 | ブログ
先週の近況によると、マヒナの次走は、
短期放牧をはさんでアネモネSかフラワーCあたり。
ただし、すんなりと狙ったレースに出られるとは限らない。
しつこいが、重ね重ねも逃した1勝は大きい。

その逃した1勝だが、降着となった蛯名の騎乗に対して、
出資者たちのブログや、あるいは掲示板などで、
「勝ちにいってのものだから仕方がない」とか、
「故意じゃないから責められない」なんて意見が書かれている。

もうね、どこまで甘ちゃんなんだと・・・・・・。

騎手はプロだ。
プロっていうのは結果を残してナンボだ。
負けたのを騎手のせいにして非難するのは間違っているが、
今回は降着なわけだから、それは非難されて当然だろう。
勝つ力のある馬を、理由はどうあれ12着にしてしまったのだから、
多くの人が馬券を買っていたことを考えても叱責されるべきである。

また、騎手を非難する前に迷惑をかけた馬の関係者に謝罪すべきだ、
なんて意見も書かれていたりする。
もう心底呆れてしまった。

今回の件はマヒナには何の責任もない。
許すか許さないか、責めるか責めないかは別にして、
騎手にすべての責任があることは疑いようのない事実だろう。
なのに、なぜ出資者が謝らなければいけない?

弾かれて進路をカットされた馬とその関係者はもちろん被害者だ。
馬券を買っていた人もそう。
しかし同時に、マヒナの出資者も被害者なのだ。

我々は馬主ではない。
レース選択や騎手起用に関して何も口出しできない、
ファンド出資者なのだ。
そのことを自覚していれば、
少なくとも被害馬の関係者に謝罪などという言葉は出ないはずだ。

もうこの件に関しては何も書きたくなかった。
うしろを向いても始まらないので、次のことを考えたかった。
しかし、どうにもあちこちでおかしな意見を目にして、
とりあえず出資者の一人として、
これは反論しておかなければと思って書いた。

あーあ、でもこれでまた敵をつくっちゃったな(汗)。

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