ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

キャロットで申し込んだ馬

2018年09月08日 | ブログ
なんかもう災害ばかりで嫌になってくる。ていうか本気で怖い。人間って、自分だけは大丈夫ってどこか思っているところがあるけど、もう本当に日頃からできる限りの準備をしておこうと思う。

さて、気持ちを切り替えて、それでは〆切も過ぎたので今年僕がキャロットで申し込んだ馬を晒そうと思う。前に「ディープは見事なまでに無視した」って書いたけど、あれ一応煙幕ね(笑)。


3.ヒルダズパッションの2017
(父ディープインパクト・藤沢和雄厩舎・総額8,000万円)


何ていうか、シルクのプチノワールの17もそうだったけど、結局「雰囲気」なんよね。プチノワールの時は「見た目」って書いたけど、ほとんど同じ意味。もうバッと見て気に入ってしまったのだから仕方がない。要するに一目惚れってこと。そうなると「あばたもえくぼ」で小さなことは気にならない。別名「愛は盲目」とも言う。これ、失敗することも多い(笑)。

ていうか、でもこれ好馬体でしょ。曲飛以外パーフェクトだと思う。背中が短くてピリッとしていて腹が長い、いわゆる長駆短背。このバランス完璧だと思う。トモもしっかりしているし、ヨロもいい筋肉が付いている。肩と頸の角度もいいし、繋ぎも問題ない。ほら、パーフェクトじゃない? あとは筋肉の質感とやはり曲飛か。といってもそんなに極端ではないし、動かして伸びているし、そもそも個人的には曲飛も直飛もそんなに気にしないし、むしろ少しぐらい曲がっているほうが瞬発力があっていいイメージ。そんな長距離を走る馬でもないしね。筋肉の質感はどうなんかな。走るディープはこんな感じだと思うけど。ということで馬体はまあそんな感じ。って、何だかいい加減に聞こえるかもしれないけど、良いものは良いとしか言えない。悪いところは指摘できるけど、好馬体の馬は説明しにくい。

血統は、アニキたちをどう考えるか。ディープとは相性が悪いと切って捨てるか。よく知らないけど、何たらの血が入っているディープはどうたらこうたら。もしもこの馬が走らなかったらそういうことなんだろう。ただ、ここらは微妙な言い方になるので誤解されては困るのだが、僕はアニキたちには興味がわかなかった。出資候補にすらしなかった。でも、この馬は前述したように一目惚れした。そういうことだ。行間を読んでくれ。

厩舎は、まあ文句を言ったらバチが当たる。ダービーを取らせてくれた厩舎だ。色々と問題点はあるにせよ、期待馬が預けられることは間違いないし、とりあえず黙って信頼しようと思う。この厩舎に合う馬、合わない馬がいることは確かだが、今までたくさんの出資馬がお世話になって、大きなミスはしない厩舎だと思っている。ていうか、もしかしたら「ノーザンが藤沢厩舎に入れてきたのだから良い馬に決まっている」という思い込みがこの馬をよりいっそう魅力的に見せているのかもしれない。ほにゃらら効果というやつだ。ミシュランの☆が付いている店ならどんなものでも美味く感じるというやつ。うん、確かにそれはあるかもしれない。

とまあ色々と書いてきたが、しかしまあ誰が見ても「良い馬」なのは間違いないから、何ていうか僕がここでごちゃごちゃ申し込んだ理由を書く必要もないのかなと思う。去年、最優先でジュモーの2016(クラージュゲリエ)に申し込んで外れた時は残念に思ったし腹も立ったが、今こうして×2になってこの馬と巡り会えて、結果的には良かったかなと思っている。もちろん、本当に良かったかどうかはデビューしてみないと分からないし、その前にもしかして×2でも落選するかもしれないが。

ただ、個人的に引っかかるのが「牝馬」だということ。キャロットの場合は将来の母馬優先を見込んでという言い訳もできるが、去年が牝馬2頭なので、本当なら今年は牡馬が欲しかったところ。実際、牡馬と牝馬なら牡馬のほうが単純に楽しめる。ただ、シルクでプチノワールの17(牡馬)に出資できたし、それに来年はもう牡馬に出資することは決めているので(ラドラーダの2018ね)バランス的には問題ないか。

目標はもちろん牝馬クラシック。さすがに勝てとまでは言わないが、桜花賞やオークスにそこそこ人気を背負って出走してくれたらと思っている。それで1口20万円分はじゅうぶん楽しめる。


*写真は、キャロットクラブより許可をいただいて使用しています。

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