たっきーブログ

遊び心満載の「時遊人」、さてきょうは...

「癌から奇跡の復活 ・ 第2章①」

2014年02月20日 | 健康・病気

たっきーです。

今日は0のつく日、2月20日です。

0の付く日のシリーズ第二章の始まりです。

がん患者の方、その家族の方の何かの参考になれば幸いです。



「癌から奇跡の復活 ・ 第2章①」

【抗癌剤治療第2クール】

~体力の衰えと痛みとの戦い~

第1章で入院してから化学療法や放射線治療の

副作用等についていろいろお話ししました。



第二章ではその後の治療について引き続き書いていきます。



現役をリタイヤして5ヶ月目で病気が発覚し、

入院して40日を過ぎると元の会社のことなど

全く気にならなくなっていましたが、

この日だけは会社のことが夢に出てきました。

副作用なのか睡眠不足のためなのか、ものすごく不思議でしたが、

理由はなぜかはわかりません。



この頃から放射線治療の影響で喉は、

欠伸をしただけでも痛みがあり、口の中は常に乾燥気味でした。

部屋に加湿器を置いて常にマスクを着用することにより、

痛みは少し和らぎました。


そして、化学療法の第二回目のスタートとなりましたが、

その前には吐き気止めの点滴やカプセルの服用、

そして尿の量のチェックなどいろいろなことがあります。



私は右利きですが、これまで左腕に点滴をしていたことが多く、

特に不便さを感じることはありませんでしたが今回は右腕です。

口の中は常に清潔にしておくことが大事ですので、

毎日数回のうがいや歯磨きなどで右手を使うことも多く

それが使えないということは不自由ですが、

実は左手も少しは使えるので助かりました。


しかし、病室ではベットからの乗り降りや診察を受けるには

さすがに不自由で,ベッドの向きを反対にしてもらったところ

少し楽になりました。



これも精神的にイライラしないで過ごす事ができた

大きな要素の一つでした。

ちょっとしたことかもしれませんが、自分でできる小さな改善の

積み重ねが病院でのQOL(クオリティーオブライフ)を

高める方法だと思います。



入院して44日目、放射線治療27回終了(残り6回)。


この日の体重は入院時に比べてマイナス7.3キロ。

喉の痛みで食事が十分に摂ることができず、

出てきた食事は常にお茶や水で流し込む状態で 体力は衰えていましたが、気力だけは全く衰えていませんでした。



そんな中での抗がん剤治療第2回目、

5日間(120時間)連続の点滴が始まりました。

またもや絶え間なく続く、点滴のマラソンです。

これがが始まると夜中も含めてトイレに行く回数も増え、

尿の量も計測をしなければなりません。



ちょっとした事でも点滴は落ちなくなり、 管に血が逆流してしまいます。

常に点滴に集中しているわけではないのでふと気付いて

赤くなった管を見ると心配になり、慌てて点滴中の腕を下げる始末です。


このときは利き手が使えないことが,いかに不便かを痛切に感じましたね。


抗がん剤の点滴が始まって今回も吐き気などの

副作用はありませんでしたが、

第1回目との違いは、日毎に体がだるく

何もやる気が起こらず辛くなることでした。



先生から「これで腫瘍が消えれば良いですね。

年末年始は外泊で自宅に帰れるかもしれませんよ。」と声をかけてもらいました。

自分の中に「よ~し頑張るぞ!」という強い気持ちが起こり

いつものように「必ずうまく行く」と念じながら過ごしていました。



しかし、抗癌剤治療の後半には熱も出はじめ喉の痛みは一層強くなり、

吐き出す痰には血も混じるようになっていました。



さらに白血球も減少し第2クール最後の5日目、

やっと抗癌剤を含めた点滴が終わったと思って喜んでいたら、

今度は体力の衰えがひどくなり、

続けて今度は栄養を含む抗生剤などの点滴が始まりました。



点滴をするところは、なんでも同じ場所での点滴は4日間までらしく、

今度は左腕ですがこの頃には針を刺すところがだんだんなくなり、

自分の目で見ても針の刺した跡があちこちにはっきりわかります。



「あぁ点滴はもういやだ!」と心底思いました。



この様子ではもう血管もぼろぼろになったのではと心配になります。



世の中クリスマスで楽しんでいる中、 私は食事も摂れず痛みは強くなり、

ついに痛み止の座薬を使うほどになってしまいました。



これで、楽しみにしていた年末年始に自宅に帰ることを諦めました。

この時思っていたのは、辛いのは自分だけではない!

妻も仕事が一番きつい時期で

私の面倒をも見なくてはならない状況の中で、

「弱音は吐かない!」と自分に言い聞かせていました。



入院53日目、2011年12月31日、

仕事終わりで病室に来てくれた妻と

「お互いに未来を見つめて、来年は楽しい生活を

送ることが出来るようにしょうね!」と確認し、

人生,初めて病室での年末年始を過ごすことになったのでした。



次回へ続く

?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「青空のもとで・・・」

2014年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム
たっきーです。

今日は、少し温かく日中のウォーキングも少し長めで、約6800歩。

途中の風景は、穏やかで気持ち良く歩けました。

特に鴨は、あちこち集団でスイスイ気持ち良さそうでした。


青空のもとでは、全てが美しく見えるのは私だけでしょうか?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「地粉うどん・・・」

2014年02月18日 | 日記・エッセイ・コラム
たっきーです。

今日はめちゃ寒い日でしたね。風もめちゃ冷たかった。

相棒が気になっていたお店に車でお出かけしました。

途中、相棒のお友達のところへ立ち寄り、おみやげを渡したあと目的地に到着。

無添加の天然調味料と自然食材で作る地粉うどんの店「わだち草」。

広島市安佐北区落合5-3-17にあります。





今日の寒さでは店の中に入っても、なかなか温まりませんでしたが、

自然そのものの雰囲気と温かい美味しいお茶が出てきて、

一口飲んだだけで温まりました。

私は、ランチセットで温かい「温泉卵ぶっかけうどん」にこんぶのおむすびとサラダ。

箸は間伐材を使って作った優しい箸で、「温泉卵ぶっかけうどん」は平麺で

出汁も優しくとろける黄身と絡まって最高で完食です。

私は食べませんでしたが、スイーツも有名らしく

相棒は、はったい粉プリンの美味しさに感動していましたね。

帰る途中、叔母のお家に言ったのですが留守で、

帰ろうと車に向かったところで、ばったり出会い再度お家に伺いました。

久しぶりに会い、老いによる諸症状もありましたが

田舎で一緒に暮らした時のことなどの話で楽しい時間を過ごしました。

本当に可愛がってもらっていたので、

これからは時間を開けず伺うことにと思った次第です。

帰宅後の夕食も、ランチに劣らず美味しい「タンドリーチキン」(写真下)でした。

ごちそうさん。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天使の囁き!?」

2014年02月17日 | 日記・エッセイ・コラム
たっきーです。

寒いのか温かいのかよくわからない日でしたね。

体が少し張ってきたので昼食後、マッサージにいつもの治療院へ。

治療台に寝そべって治療を受け始めると、隣の方から

女性の「ギャー!うわー!」の声が聞こえ、めちゃ痛そうでした。

私はこれまで数十回通っていますが、「痛い!」と声を上げたのは1回位かな。

それは、仰向けの状態で足を伸ばして上に直角以上に揚げ、

足首をさらに曲げられた時です。

太ももの裏の方の筋が引っ張られて「痛~い!」と声を揚げたのでした。

人間の体って丸くなるのは簡単ですが、こんな治療を受けると

体のあちこち伸ばすことの大切さを思い知ります。

手も足も指を時々伸ばすことも必要ですね。

ところで、今日はなんでも「天使の囁きの日」だとか。

天使の囁きとは、

空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことだそうで、

1978(昭和53)年に非公式ですが日本最低気温マイナス41.2度を記録。

これを記念し、北海道幌加内町の「天使の囁きを聴く会」が制定したそうです。

いま各地で大寒波に襲われ大変なことが起きています。

こんな状況を見るとなかなか、「天使の囁き」とはいきませんね。

今日のマッサージ中の女性の声も「囁き」ではなかったですね。

マッサージ終了後、久しぶりに親友に会って、

先日の東京土産を渡してちょっとだけ話しをしたのですが、

彼は少し痩せることができたとのことで、私は増えつつあり

お互いにいい方向に向かっているのを喜び合いました。

何と言っても健康第一ですからね。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「親友とランチへ・川辺の四季」

2014年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム
たっきーです。

今日は青空も見える気分の良い天気で、

久しぶりに親友とランチです。

車で出かけることにしたのですが、

マイカーがあまりにも汚れていて、

急遽、洗車に行くとなんと6台も並んでいました。

待ち合わせ時間ギリギリになりましたが、

何とか間に合い親友夫妻をピックアップして、

予約していた正午に目的地「川辺の四季」へ。

既に満席でした。







親友は初めてとのことで、

ヘルシーなランチを喜んでいただきました。

また、最近の仕事状況など溜まっていた話で、

結構長居をしてしまいました。

食事が終わって送り届け、私達も帰宅し

その後すぐウオーキングにいきましたが、

良い天気だと、歩くのも足が軽く楽しみながらできますね。





夕食もヘルシーに野菜中心で、

相棒の愛情いっぱいの料理で元気いっぱいです。

もちろん、腹八分目が大事ですよ!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする