ブラジル人は信用できないとよく言われる。
理由は色々とあるだろうけれど、準決勝で負けて以降、町の興ざめぶりは明らかで、3位決定戦に黄色いブラジル代表ユニフォームを着ている人も激減。分かり易い国民性、熱しやすく冷めやすいというのはまさにこのこと…
興ざめするのは仕方がないとしても、昨日の近所のバールのお兄さんたちの変貌ぶりには、なんだか腑に落ちない。
手のひらを返したかのように、オランダを平気で応援して喜んで…逆説的な応援の仕方なのかもしれないけれど、何だか不信な印象は否めない。
かつてブラジル東北部をオランダ人が支配したこともあれば、サンパウロや隣州にも大きな風車がトレードマークのオランダ人の町だってある。オランダ人の血が混ざっているのかもしれない。そんな風にも見えなければ、そういう深い意味もなく、単純に弱いブラジルを途中で見捨てたようにも見える応援模様だったのが悲しい。
ドイツ戦、ドイツの古城で孤高に戦略を練るような雰囲気が妙にはまってしまうレーブ監督。知名度が上がって自宅周辺に観光客が増えて迷惑をかけるからと言うことで、引っ越しまでしたらしいドイツ人らしいエピソードを拝見。
ブラジル人なら、そういう有名人が近所に住んで観光客が増えたとしたら、ご近所の誇りになるだろうし、ここぞとばかりに新しい屋台の商売人が登場したりしそうだし、少なくても、自分が迷惑をこうむっているからという理由はあっても、ご近所に迷惑をかけるからと言う理由で引っ越す人は少なさそう。