サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

今に続くインディオ文化

2014-03-31 06:47:49 | Weblog

 メトロも通って自動車が行き交う近代化されたサンパウロ市のグアラニ村地区(多分、昔は本当に先住民のグアラニ族の集落があったと思われる)。
 いつも週末のフェイラ(朝市)ではインディオ(先住民)の末裔が手工芸品を持って行商に訪れる姿を見かける。
 路上で胡坐(あぐら)をかいて座っているのはアスファルトの上でこそ不自然だし、日本的には行儀がどうのこうのとなりそうだけれど、「ペルナ・デ・インディオ(インディオの脚の意味で胡坐をかいて座ること)」という名称があるほどなので、先住民伝来のブラジルでの座り方。
 後ろの一輪車に積まれたマンジオッカ(キャッサバ)もまさに南米大陸原産のイモだし、見れば見るほど今も町中に残り続けるインディオ以来のブラジル文化。