最近TVや週刊誌などでやたら目にする言葉「熟年離婚」。
今年4月から始まる厚生年金を夫婦分割できる制度のために今は離婚控えしているだとか、大量の定年者が出る2007年問題に向けて定年後の夫婦のあり方がどうだの、なにか物騒な予感がする言葉「熟年離婚」。
ボクは、まだ婚姻年数が3年なので、そんな40年近く連れ添った夫婦の気持ちなんか分かるはずも無いんですがね・・・。
ところで、この「熟年離婚」はエホバの証人の信者たちにとっては、関係ない話なのでしょうかね???だって、「幸せな家庭を築く秘訣」といったタイトルの本を配布しており、あたかもエホバの証人に入信すると家庭の問題がすべてめでたく解決しますよ~、と言っているかのような論調で畳み掛けてきますからね。
それで今日は身近に起こった「エホバの証人の熟年離婚」について書こうと思います。
2004年の話ですが、ボクは仕事が早く終わった(14時頃)ので、家に帰る前にTUTAYAに寄って本を立ち読みしていたんですね。ボクが読むのは車かバイクの本だけですので、その日もそれ系の本を立ち読みしていました。
本屋のレイアウトって理由はよく分かりませんが、カー雑誌の裏が大抵アダルト系になっていませんか?この近辺の本屋は例外なくそうなっています。
ボクがカー雑誌を読みながらふと目を上げると、アダルト本を立ち読みしている初老男性が目に入りました。どっかで見た顔だと思ってよ~く見ると、昔から良く知っている地元の会衆のいわゆる未信者のご主人と言われる人だったんですね。
平日の昼下がりに小さくない書店で人目もはばからずエロ本を立ち読みする50代半ばの初老男性の姿にナニか違和感を持ったんですが、その場で声を掛けるわけにも行かず、その日はそのまま帰って、うちの奥さんとネタにして笑っていました
「あの○○さんTUTAYAで昼間っからエロ本読んでたぞ~~~、困っちゃうよね、奥さんも開拓奉仕とやらで忙しくて、しばらくシテやってないんで無いの???開拓奉仕の前に旦那にも奉仕してやれよな!!!ははは~~~!」
という感じで下品に笑っていました。
その後しばらくして知ったことですが、ちょうどその頃、彼は30数年連れ添ったエホバの証人信者の妻と離婚していたんですね・・・・・。
離婚理由は知りません。
どちらかというと貧しく、見た目もギラギラの精力旺盛というわけでは無かったので、下半身問題云々で別れたとは考えにくいんですね。しかも50代半ばですし。でも、昼間からエロ本を立ち読みするくらいですから、まだそっちの方は辛うじて現役だったのかもしれませんね。
その人は昔は激しい反対者でして、エホ文書を家の中で見つけ次第焼き捨てたり、夜に集会から帰ってきた妻と子を家に入れないようにしたり、それで妻と子は、物置で一晩過ごしたりしたそうです。でも、人はそんなに長時間怒っていられないので、数年後にはエホ活動を黙認するようになり、さらに数年後には未信者同士で宴会を開くなどして、協力的なご主人となっていき、記念式に出席したり、家庭聖書研究をするまでになりました。
そんなこんなで、ボクも結構親しくさせてもらっていたんですね。何度か一緒に飲んだこともあります。
一番最近に飲んだのは2000年の正月だったのですが、そのときの彼との会話で、大きなショックを受けたのを今でも覚えています。
当時のボクは25歳で、必要の大きな会衆に派遣され、カナリ調子に乗っていた頃でした。それと同時にエホの組織のあり方にうっすらと違和感を感じていたときでもあります。
エホバの証人にとって90年代後半は終末思想から家庭問題解決へと教団の主要なテーマを変更しつつあるときだったような気がします。実際に「幸せな家庭を築く秘訣」の本や、「子供をのびのび育てる」の雑誌の増版とか、それらの文書を地域の図書館に寄贈するキャンペーンなども大々的に行なっていたはずです。
好奇心旺盛なボクはエホの主張を自分の目で確かめたいと思ったんですね。
「女性はエホバの崇拝者となることにより、良い妻、良い母親となる動機付けを得ます。夫を敬い、家事を良くこなし、子供の世話をすることで、幸せな家庭を築くことに貢献します」などのエホ文書に書いてあるようなことが、本当に身近なエホ家庭で行なわれているのか?非信者は本当に配偶者がエホバの証人に入信したことによって家庭が良い方向に変化したと思っているのか?
それらの疑問を要約して「○○さんは奥さんがエホバの証人になって良かったと思っていますか?」とボクは尋ねました。
そのときのボクはもちろん肯定的な返事来るものと確信していました。なんたって協力的なご主人ですし、家庭聖書研究をやっていたこともある人ですからね、奥さんも奥ゆかしい美人ですし、働き者ですし、傍から見ると良くやっているなという感じのひとでした。
しかし彼の答えは、「良いことなんか一つもない!悪いことばっかりだ!今にでもやめて欲しい」というものでした。
理由はというと「親族に合わせる顔がない」からだそうです。祝祭等親族総出で行なわなければならないことに妻は一切参加しないので、彼はいつも肩身の狭い思いをしているとのことでした。
ボクには返す言葉がありませんでした。
まさに「予想外」
エホ的にはその奥さんは良くやっている人だと思います。家はきれいですし、料理も上手だし、子供も普通に育っているし、性格も温厚ですし、家計を支えるためにパートもしているし、尚且つ正規開拓奉仕もしているし、といったかんじで、たぶん周りで彼女を悪く言う人はいないんじゃないかと思います。
あとエホバの証人さえやめてくれれば彼にとっては完璧な妻だったのかもしれないですね・・・。
その会話の4年後に二人は離婚しています。
離婚原因は分かりませんが、ボクは「○○さん離婚」と聞いたときに2000年の正月の話を思い出して色々考えてしまったんですね。表向きはエホに協力的でも内心は忌々しく思っている人が多いということを彼には教わりました。彼との会話でエホ教団を客観視するきっかけをもらったのかもしれないですね。その2年後にボクは脱会していますから、彼との酔った弾みの会話がエホ教団への違和感を加速させ、不信に繋がったことはありえるかもしれません。
少なくとも日本のほとんどの家庭においてエホバの証人の教義は「百害あって一利なし」であるということをボクは信じています。
今度TUTAYAでエロ本を立ち読みしている彼にあったら、離婚原因を訊いてみようと思います。
今年4月から始まる厚生年金を夫婦分割できる制度のために今は離婚控えしているだとか、大量の定年者が出る2007年問題に向けて定年後の夫婦のあり方がどうだの、なにか物騒な予感がする言葉「熟年離婚」。
ボクは、まだ婚姻年数が3年なので、そんな40年近く連れ添った夫婦の気持ちなんか分かるはずも無いんですがね・・・。
ところで、この「熟年離婚」はエホバの証人の信者たちにとっては、関係ない話なのでしょうかね???だって、「幸せな家庭を築く秘訣」といったタイトルの本を配布しており、あたかもエホバの証人に入信すると家庭の問題がすべてめでたく解決しますよ~、と言っているかのような論調で畳み掛けてきますからね。
それで今日は身近に起こった「エホバの証人の熟年離婚」について書こうと思います。
2004年の話ですが、ボクは仕事が早く終わった(14時頃)ので、家に帰る前にTUTAYAに寄って本を立ち読みしていたんですね。ボクが読むのは車かバイクの本だけですので、その日もそれ系の本を立ち読みしていました。
本屋のレイアウトって理由はよく分かりませんが、カー雑誌の裏が大抵アダルト系になっていませんか?この近辺の本屋は例外なくそうなっています。
ボクがカー雑誌を読みながらふと目を上げると、アダルト本を立ち読みしている初老男性が目に入りました。どっかで見た顔だと思ってよ~く見ると、昔から良く知っている地元の会衆のいわゆる未信者のご主人と言われる人だったんですね。
平日の昼下がりに小さくない書店で人目もはばからずエロ本を立ち読みする50代半ばの初老男性の姿にナニか違和感を持ったんですが、その場で声を掛けるわけにも行かず、その日はそのまま帰って、うちの奥さんとネタにして笑っていました
「あの○○さんTUTAYAで昼間っからエロ本読んでたぞ~~~、困っちゃうよね、奥さんも開拓奉仕とやらで忙しくて、しばらくシテやってないんで無いの???開拓奉仕の前に旦那にも奉仕してやれよな!!!ははは~~~!」
という感じで下品に笑っていました。
その後しばらくして知ったことですが、ちょうどその頃、彼は30数年連れ添ったエホバの証人信者の妻と離婚していたんですね・・・・・。
離婚理由は知りません。
どちらかというと貧しく、見た目もギラギラの精力旺盛というわけでは無かったので、下半身問題云々で別れたとは考えにくいんですね。しかも50代半ばですし。でも、昼間からエロ本を立ち読みするくらいですから、まだそっちの方は辛うじて現役だったのかもしれませんね。
その人は昔は激しい反対者でして、エホ文書を家の中で見つけ次第焼き捨てたり、夜に集会から帰ってきた妻と子を家に入れないようにしたり、それで妻と子は、物置で一晩過ごしたりしたそうです。でも、人はそんなに長時間怒っていられないので、数年後にはエホ活動を黙認するようになり、さらに数年後には未信者同士で宴会を開くなどして、協力的なご主人となっていき、記念式に出席したり、家庭聖書研究をするまでになりました。
そんなこんなで、ボクも結構親しくさせてもらっていたんですね。何度か一緒に飲んだこともあります。
一番最近に飲んだのは2000年の正月だったのですが、そのときの彼との会話で、大きなショックを受けたのを今でも覚えています。
当時のボクは25歳で、必要の大きな会衆に派遣され、カナリ調子に乗っていた頃でした。それと同時にエホの組織のあり方にうっすらと違和感を感じていたときでもあります。
エホバの証人にとって90年代後半は終末思想から家庭問題解決へと教団の主要なテーマを変更しつつあるときだったような気がします。実際に「幸せな家庭を築く秘訣」の本や、「子供をのびのび育てる」の雑誌の増版とか、それらの文書を地域の図書館に寄贈するキャンペーンなども大々的に行なっていたはずです。
好奇心旺盛なボクはエホの主張を自分の目で確かめたいと思ったんですね。
「女性はエホバの崇拝者となることにより、良い妻、良い母親となる動機付けを得ます。夫を敬い、家事を良くこなし、子供の世話をすることで、幸せな家庭を築くことに貢献します」などのエホ文書に書いてあるようなことが、本当に身近なエホ家庭で行なわれているのか?非信者は本当に配偶者がエホバの証人に入信したことによって家庭が良い方向に変化したと思っているのか?
それらの疑問を要約して「○○さんは奥さんがエホバの証人になって良かったと思っていますか?」とボクは尋ねました。
そのときのボクはもちろん肯定的な返事来るものと確信していました。なんたって協力的なご主人ですし、家庭聖書研究をやっていたこともある人ですからね、奥さんも奥ゆかしい美人ですし、働き者ですし、傍から見ると良くやっているなという感じのひとでした。
しかし彼の答えは、「良いことなんか一つもない!悪いことばっかりだ!今にでもやめて欲しい」というものでした。
理由はというと「親族に合わせる顔がない」からだそうです。祝祭等親族総出で行なわなければならないことに妻は一切参加しないので、彼はいつも肩身の狭い思いをしているとのことでした。
ボクには返す言葉がありませんでした。
まさに「予想外」
エホ的にはその奥さんは良くやっている人だと思います。家はきれいですし、料理も上手だし、子供も普通に育っているし、性格も温厚ですし、家計を支えるためにパートもしているし、尚且つ正規開拓奉仕もしているし、といったかんじで、たぶん周りで彼女を悪く言う人はいないんじゃないかと思います。
あとエホバの証人さえやめてくれれば彼にとっては完璧な妻だったのかもしれないですね・・・。
その会話の4年後に二人は離婚しています。
離婚原因は分かりませんが、ボクは「○○さん離婚」と聞いたときに2000年の正月の話を思い出して色々考えてしまったんですね。表向きはエホに協力的でも内心は忌々しく思っている人が多いということを彼には教わりました。彼との会話でエホ教団を客観視するきっかけをもらったのかもしれないですね。その2年後にボクは脱会していますから、彼との酔った弾みの会話がエホ教団への違和感を加速させ、不信に繋がったことはありえるかもしれません。
少なくとも日本のほとんどの家庭においてエホバの証人の教義は「百害あって一利なし」であるということをボクは信じています。
今度TUTAYAでエロ本を立ち読みしている彼にあったら、離婚原因を訊いてみようと思います。
私の両親もはためからは、幸せそうな夫婦&一人娘の私がいて、よく何にも事情を知らない同じ会衆の人や
父の一般人の友人からは羨ましがられていましたよ。
当時子供の私は両親の内情を大体察していたので
なーにが幸せな家族だ、ケッ
と思っていましたが。
私が思春期になるとよそんちの姉妹たちから、
まりあちゃんはあんないい家族ご両親に恵まれてるのに、反抗ばっかりして一体何がそんなに不満なの?
恵まれてるからよっぽど甘やかされてわがままに育てられたんでしょう
だなーんて、思いっきり勝手な事ばっかり言われましたね。
まぁあの組織と関わる人間が、家族に一人でもいると、いろいろな事情ができてきてゴチャゴチャになっちゃうんでしょう。
エホバの証人のこのパターンの夫婦の感じは、よ~く分かりますよ~、妻姉妹の立場はなんといっても、夫にあきらめさせる!ですからねw、「私はこんな試練だった、」「私はこうだった、」って、反対者の夫を持つ姉妹同士の自慢比べのような当たり前の会話だったものね~w、でね、結局いくら家事を理想的にこなしていても、それは全て組織への体裁だけなんだよね・・心からじゃないんだよ!
いくらニコニコしていてもね・・、だから家族の頭たる夫に心からの思いやりがあれば、表面的な家事や仕えている様子よりも、もっと妥協をするもんだと思うの、夫や親族との心の交流を大切にしなければ・・それが出来ないことを夫に申し訳ないという心が持てないんだよね・・、組織に忠誠心で狂ってしまってるからね、
なんでもそう・・「妥協点をみいだそうとしないところには真の平和はない!」
いっぱい書いちゃってゴメンネw
あきらかに母として妻としてよかったです。
JWになってからなにか歯車がくるってしまったような。
父もあとでJWになったんですが、なってからますます
悪化したような気が…。
家にいてほっとしたことがないですもん。
JWの夫婦をみてたらとても結婚したいとは思えませんでした。
年いったらこうなるのか!?って幻滅したことも
ありますよー(笑)