エホバの証人の下半身事情

厳格な性道徳を実践すると主張するエホバの証人。ほんとはどうなの?全部暴露しちゃいます。うらみつらみも全部ね。

母を訪ねて・・・2

2008-05-28 12:57:43 | 事件系
ご無沙汰しておりました

記事を更新しない間も覗いてくださっていた皆様に感謝いたします

さて、早速例の離婚協議書のお話をしたいとオモイマス。

皆様から来たコメントを見て、正直「ホッ」としました。

みんなマトモじゃん!!!

なぜならば、ボクはこの離婚協議書を入手した時に複数のエホ幹部に感想を聞いたコトがあったからです

で、

その時のエホ幹部の言い分とは・・・

「乙が本当に子供のことを愛しているのであれば、早急にエホバの証人に復帰するべきだ」とか
「排斥者と子供の接触を制限することはエホバの証人として当然のことだ」とか
「愛ある会衆と言う家族の中で育つ子供にとって、排斥された実の母はさほど重要ではない」など・・・・

オマエ(エホバの証人)何様・・・

子供の権利なんぞ全く無視ですね

子供は親に会う権利を持っていますし、親はそれに応える義務があります。

その子供が親に会う権利、または、離婚によって親権を失った親が親権者に対して子供に会わせることを要望する権利、いわゆる「面接交渉権」についての詳細は、各自調べていただければと思います。

幼い子供が親と共に暮らし、親から愛情を受け、理解のある環境の中で成長していくことは子供の当然の権利です。その権利は、生まれながらにして持っているもの(自然権)ですから、誰もその権利を制限するコトが出来ないと考えられています。

ましてや「乙は丙に対する面接交渉権を放棄するものとする。ただし乙がエホバの証人として復帰した後は甲と協議のうえ面接交渉権を認めるものとする」
なんていうのは言語道断です

母親(乙)と子(丙)はよほどのコト(虐待とか)が無い限り共に暮らし、もしくは面会する権利があると思います。その血縁に基づく生まれながらに持っている権利を四の五の言う資格が誰にあるんでしょうかね~~~。しかも理由が「エホバの証人の教義」ですよ・・・

ただ、まあ、エホバの証人の公式見解としては、仮に脱会者(排斥または断絶)であっても面接交渉権を認めるべきだと言っています。(目ざめよ誌 親権に関する記事参照 日付は面倒なので割愛)ですから、この離婚協議書を書いた甲みたいな信者にはぶっちゃけ迷惑しているんではないかともオモイマス

だからといってエホ2世同士の離婚によって子供の権利が大幅に侵害されることに関して、エホバの証人という宗教団体に全く責任が無いということにはならないと考えます

なぜなら、エホバの証人の教義をある程度理解している人であれば、甲のような意見を導くのは理論上可能なわけで、前述のエホ幹部たちの意見も教義上正しいわけですからね

聖書は子供を信者にするように求めている⇔聖書は排斥者に挨拶の言葉をかけてはならないほどに忌避するように求めている→子供を排斥者の母親から完全隔離
となるわけです。
親子の関係を維持しながら、親権者が子供に霊的な援助を与え、排斥者の背教的な意見から子供を守る・・・なんて高度な芸当はエホ2世にはできるかな???たぶんムリムリ  とりあえず隔離が簡単便利、手っ取り早い

それに加え、脱会者に対する根拠の無い病的な恐れがあるゆえ、そのような人と意見を交わしたり、協議することを回避しようとする傾向があると思います。それで、子供の処遇を話し合うことや、面会の日取りを決めることや、面会場所への送迎等、面接交渉に伴う煩わしさに「排斥者への病的恐れ」が拍車をかけてしまうのかもしれませんね。

エホバの証人の「排斥」と言う教義が、このような子供と女性に対する非人道的な措置を招いたということが出来ると思います

排斥の非人道的側面は、様々なブログで取り上げられていますが、この例も排斥教義の非人道性を表す例といって良いでしょう。

とはいっても、ほとんどのマトモな人は甲のとった措置をオカシイと感じますし、エホの現役信者であってもそれに賛意を示す人はそう多くないような気がします。賛意を示したとしても、立場上そうする他無かった・・・、のでしょう。甲の措置をオカシイと感じたとしてもそれを正すことも出来なかったのでしょうか。何しろ甲の措置は子の霊的福祉を願った故のものですからね。それに異議を唱えると、霊性が低いと言われかねないですよね~~~

ということで、この事例はエホバの証人の教義ゆえに母子が別れてしまった例といえると思います

ですから、エホバの証人の皆さんは伝道の際、こういう例もありますが、概ねエホになると家族が幸せになります。それでも良かったら入信しませんか?と言って欲しいですね。重大な欠点を隠して勧誘するのは卑怯ですよ

この事例は様々な側面がありますので、まだまだ続きます(いつになるかは知りませんが・・・)
例えば、子供の権利をエホはどう捉えているか(組織レベルと個人レベル)とか、家族関係の存廃に宗教が口出しする理由についてとか、先天的エホ(2世、3世信者)と尊属(エホ親、エホ祖父母)との関係とか、
甲乙丙の親族から色々な話が出てきますよ~~~