この列車がなくなることで、上野駅から定期的に発車するすべての急行列車がなくなるとともに、このボンネット型の車両が上野駅のホームに来ることもなくなる。連日のようにホームにはカメラを持った人だかり。鉄道ファンだけではなく、一般の人や携帯片手にした女性の姿も。
能登号と時を同じくしてブルトレーン北陸号も姿を消す。最後に残るのは、札幌行きの北斗星と青森行きのあけぼのの2つの列車。おそらく、近い将来あけぼの号のほうは廃止されるだろう。北斗星に至っても、新幹線が札幌まで伸びたときにはなくなることだろう。
海外に行くと、何日もかけて長距離を走る列車があって、時間をかけた長距離列車の旅が楽しめるが、どうも日本はそうはいかないようである。寝台列車にゆられて、何時間もかけて遠くに出かける、あの夢のようなひとときは、これからも脳裏から離れないであろう。
コメント一覧
もえもえ(こっしー)
hiro
最新の画像もっと見る
最近の「駅旅」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事