駅旅写真家・コシノブユキの駅旅日記

長距離列車が行く

急行能登(上野~金沢間を走る深夜急行)の廃止が迫ってきた。昨日、東京からの仕事帰りに上野駅でその最後の姿を撮影した。



この列車がなくなることで、上野駅から定期的に発車するすべての急行列車がなくなるとともに、このボンネット型の車両が上野駅のホームに来ることもなくなる。連日のようにホームにはカメラを持った人だかり。鉄道ファンだけではなく、一般の人や携帯片手にした女性の姿も。



能登号と時を同じくしてブルトレーン北陸号も姿を消す。最後に残るのは、札幌行きの北斗星と青森行きのあけぼのの2つの列車。おそらく、近い将来あけぼの号のほうは廃止されるだろう。北斗星に至っても、新幹線が札幌まで伸びたときにはなくなることだろう。



海外に行くと、何日もかけて長距離を走る列車があって、時間をかけた長距離列車の旅が楽しめるが、どうも日本はそうはいかないようである。寝台列車にゆられて、何時間もかけて遠くに出かける、あの夢のようなひとときは、これからも脳裏から離れないであろう。

コメント一覧

もえもえ(こっしー)
●hiroさん
 この懐かしいボンネット型車輌
 定期運用としてはなくなります。
 臨時とかで使うのかもしれませんが
 老朽化もあるのでしょうがないのでしょうが
 また、昭和時代のものが消えるのは寂しい限りです
 
hiro
http://hiro-koba.jugem.jp
懐かしい感じの車両ですね。
これもなくなってしまうのですね。
寝台列車、一度乗ってみたいです。
私が入社する前に、今の職場の人たちは北海道まで行ったそうです。羨ましい。
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