本日、10時より岩美町大谷にある曹洞宗 龍岩寺に永明寺副住職が招かれ、哲学館(現 東洋大学)の創立者で妖怪研究者としても知られている井上円了博士が岩美町に講演で訪れたときに書かれた龍岩寺蔵の文書・所有者の方々が持ち寄った井上円了博士が書かれた掛軸等を拝見いたしました。
いわみガイドクラブの皆様・郷土史家の方々・龍岩寺の谷上元康住職が、鳥取藩主菩提寺の長谷寺の拝観を予てより希望されており、午後から長谷寺のある岩美町長谷に移動しました。まず永明寺副住職(長谷寺住職)が本堂内にある品々について解説し、つづいて、徳川家などから長谷寺に寄進された約100品目の宝物を寄託している鳥取県立博物館の大嶋陽一学芸員より鳥取西高等学校に伝統が引き継がれている鳥取藩の藩校「尚徳館」の創立に長谷寺開基の桂香院殿(久姫・父は紀州徳川家の徳川宗直)が関わっていたこと・長谷寺の由来等をご解説いただきました。