鳥取県 曹洞宗 松風山 永明寺

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大通寺住職 柴口成浩老師 ご来駕

2016-09-30 20:38:02 | 【永明寺よりお知らせ】
永明寺の拈華微笑の釈迦牟尼仏像


本日、永明寺に奉安されている拈華微笑の釈迦牟尼仏の像を調査するため岡山県小田郡矢掛町小林の曹洞宗高峰山大通寺の柴口成浩老師がお見えになりました。

永明寺の拈華微笑の釈迦牟尼仏像は、大正元年の永明寺の伽藍焼失の災難を免れ、鳥取藩城代家老の荒尾志摩(荒尾美作)菩提寺である景福寺塔頭の周源院より遷座した永明寺本尊の釈迦牟尼仏坐像の脇に奉安されています。

永明寺の本寺の本光寺は、白鳳期に開創された岩井廃寺(弥勒寺)を応永元年(1394年)に勅賜佛頂瑞應禅師(南章長勝大和尚)が曹洞宗寺院として再興した名刹です。本光寺は、拈華微笑の釈迦牟尼仏が本尊でしたので、当初「拈笑山」という山号でしたが、本光寺14世・永明寺2世の華山太梁大和尚のときに「瑞應山」と改めました。

永明寺の拈華微笑の釈迦牟尼仏は、平成15年に伽藍が全焼して失われた本光寺の本尊の写しです。焼失した本光寺の伽藍は、平成23年に本堂が再建され、平成29年には位牌堂の落慶法要が予定されています。

大通寺は、天平15年(743年)に承天和尚により開創され、後鳥羽院の勅願寺として現在地に移転し、永享元年(1429年)月溪良掬禅師が曹洞宗寺院として伽藍をととのえ、末寺15ヶ寺をもつ名刹です。大通寺庭園「石寿園」は、岡山県指定名勝に指定されています。

大通寺の拈華微笑の釈迦牟尼仏像の写真と絵葉書


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