鳥取県 曹洞宗 松風山 永明寺

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いわみガイドクラブ見学会 長谷寺の御朱印

2017-10-07 18:44:42 | 【長谷寺だより】
10月7日、いわみガイドクラブのガイドさんと郷土の歴史に関心のある方々16名が長谷寺にお見えになりました。永明寺副住職(長谷寺住職)が鳥取藩主菩提寺の長谷寺の歴史や文化財について解説いたしました。

いわみガイドクラブの長谷寺の見学会にあわせて新たに三種類の長谷寺の御朱印をつくりました。御朱印は、長谷寺住職が手書きして、お授けいたします。


①長谷寺は、本尊の聖観世音菩薩と西国三十三観音を本堂に安置しているので「大悲殿」の御朱印

②長谷寺の開山の道肝徹要和尚が、神奈川県南足柄市大雄町にある大雄山最乗寺から背負って因幡国の長谷寺に遷座した道了尊が長谷寺の鎮守として安置されているので「當山鎮守 道了尊」の御朱印

③紀州徳川家より池田家に嫁ぎ、鳥取藩士の藩校「尚徳館」を創設し、四代 池田宗泰の死後、五代 池田重寛、六代 池田治道、七代 池田斉邦の三代の鳥取藩主を養育した紀州 徳川宗直の二女の久姫の「當寺開基 桂香院殿」の御朱印

長谷寺の御朱印をお求めの方は、岩美町長谷の長谷寺に参拝されるか、岩美町新井の永明寺(電話 0857-72-0777)にお問い合わせください。御朱印は、納経の証し、長谷寺への納経も受け付けております。

永明寺副住職(長谷寺住職)が自費で行っている長谷寺の典座寮(台所)等の改修工事は、予定どおり進捗しています。典座寮の茅葺屋根は、壁等で隠し、養蚕室まで高い天井をつけてもらいます。


11月9日(木)から11月20日(月)まで鳥取県立博物館に約100品目を寄託している長谷寺の寺宝のうち数点を長谷寺にて展示する予定です。

いわみガイドクラブと龍岩寺の皆様 長谷寺拝観

2017-03-28 19:00:37 | 【長谷寺だより】

本日、10時より岩美町大谷にある曹洞宗 龍岩寺に永明寺副住職が招かれ、哲学館(現 東洋大学)の創立者で妖怪研究者としても知られている井上円了博士が岩美町に講演で訪れたときに書かれた龍岩寺蔵の文書・所有者の方々が持ち寄った井上円了博士が書かれた掛軸等を拝見いたしました。

いわみガイドクラブの皆様・郷土史家の方々・龍岩寺の谷上元康住職が、鳥取藩主菩提寺の長谷寺の拝観を予てより希望されており、午後から長谷寺のある岩美町長谷に移動しました。まず永明寺副住職(長谷寺住職)が本堂内にある品々について解説し、つづいて、徳川家などから長谷寺に寄進された約100品目の宝物を寄託している鳥取県立博物館の大嶋陽一学芸員より鳥取西高等学校に伝統が引き継がれている鳥取藩の藩校「尚徳館」の創立に長谷寺開基の桂香院殿(久姫・父は紀州徳川家の徳川宗直)が関わっていたこと・長谷寺の由来等をご解説いただきました。

副住職が長谷寺の石畳を復元

2017-01-09 00:06:22 | 【長谷寺だより】

大晦日、正月三が日の大般若祈祷、1月4日の年頭の大般若祈祷札の配布の日を除き、永明寺副住職(長谷寺住職)は、12月25日から1月9日にかけて境内に転がっていた自然石を用いて、古写真の石畳を参考にしながら長谷寺の石畳を自らの手で復元しました。

副住職は、長谷寺の石庭づくりもてがけており、特別な事情がないかぎり、朝に長谷寺で朝課諷経して、昼前まで庭掃除などの作務をして、少しずつ長谷寺の境内整備をしています。

工藤愛子さんより作品を寄進していただきました

2016-10-31 21:18:55 | 【長谷寺だより】


副住職が住職をしている鳥取藩主菩提寺の長谷寺には徳川家より寄進された大名蓮の襖絵があります。 本日、東京都にお住いの著名なシルク&クレイアート作家の工藤愛子さんが長谷寺の襖絵を拝観され、工藤さんより2つの作品を寄進していただきました。

工藤愛子さんは、テレビ番組の「和風総本家」の取材もうけられ、渋谷ヒカリエ店の㈱京橋千疋屋の四季のフルーツディスプレイ等の数多くの作品を手がけられています。

鳥取藩主菩提寺 長谷寺 開基 徳川家墓所 墓参

2016-10-19 23:51:36 | 【長谷寺だより】

永明寺の副住職が修行した大本山總持寺の同安居会が10月18日に横浜市鶴見区の總持寺にて開催されました。平成18年度の安居から10周年を迎えたのを記念して、同期に修行した会員一同で總持寺の大祖堂にて報恩諷経を行いました。

翌19日、副住職は、自らが住職をしている鳥取藩主菩提寺の長谷寺(岩美町長谷)の開基である桂香院殿圓月妙諦日照大姉(久姫)が改葬されている台東区上野桜木の東叡山寛永寺第一霊園にある紀州徳川家墓所に墓参してきました。

寛政12年(1800年)に75歳で死去した久姫は、もとは渋谷区千駄ヶ谷の仙寿院に葬られていましたが、昭和39年(1964年)の東京オリンピックによる道路拡張工事に伴い遺骨のみ寛永寺第一霊園に改葬されました。

長谷寺の道了尊大祭

2016-05-27 12:10:57 | 【長谷寺だより】

5月27日は、道了尊大祭です。永明寺の副住職が住職をしている鳥取藩主菩提寺の長谷寺には神奈川県南足柄市大雄町にある大雄山最乗寺から遷座した道了尊の尊像が奉安されています。最乗寺は、大本山總持寺の直末寺です。長谷寺の道了尊は、長谷寺の開山の道肝徹要和尚が相模国の最乗寺から厨子に入った道了尊の尊像を背負って因幡国の長谷寺まで遷座しました。道了尊は、長谷寺の鎮守です。

永明寺の副住職が長谷寺に自らつくった小さな池に植えた大名蓮も順調に生育しています。

長谷寺に姫高麗芝を植えました

2015-06-02 23:07:40 | 【長谷寺だより】

梅雨入り前に永明寺副住職が住職をつとめている鳥取藩主菩提寺の長谷寺に姫高麗芝を植えました。副住職が長谷寺の住職になって約5年になりますが、だいぶん芝生の面積が広がりました。紀州徳川家から鳥取藩主の池田家に嫁いだ長谷寺の開基の桂香院殿圓月妙諦日照大姉(久姫)は、四代藩主の池田宗泰が亡くなると鳥取藩の江戸下屋敷があった芝の金杉御殿に隠居していました。その芝の金杉御殿に因んで長谷寺の前庭に姫高麗芝を植えています。