私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






記録される結果で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校の場合、どうしても、
『結果』が出た後、正確には、その結果を
出す『機会』が終わった後に、『何をしても』
結果が変わらないことから、
『何か(勉強)をする意味』がない、
という結論に行き着く方が多くなります。


そのため、長期休み中など、一切勉強しない方も多く、
予習はもちろんのこと、復習すら、しようとも、
することを考えることすらも、しない方が多いと
思います。


当塾においても、昨今は、本当にオンとオフが
はっきりされている方が多く、必要最低限で、
効率良く、勉強っぽいことをするという方が
増えてきています。


それで、『結果』を出せているのであれば、
進級・進学出来ているのであれば、
『その間』、つまり中学高校の学校生活、
そして、大学進学が決定するまでは、
問題無いと言えますが、その後の『結末』を
見聞きしている限り、それでうまくいく、
つまり、高校・大学を、ストレートで
『卒業』することは難しくなってきているように
思えます。


高校・大学に進学すること、あるいは、
高校・大学をストレートで『卒業』することが、
『人生の目標』というわけではありませんが、
せっかく、受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校に入学した、通学している、
のであれば、出来ることなら進学、卒業して
おくことをオススメします。


別の何か、やりたいことが見つかった、
別の道で、やりたいことがあるという、
ポジティブな理由で、通っている
私立校・中高一貫校から抜ける、分かれる、
離れるというのであれば、後悔や葛藤など、
微塵も思われることがないと思いますが、
進級・進学出来なかった多くの方を見ていますと、
後ろめたさのような、納得されていないような、
感じで、学校から去って行かれているように思います。


これは大変失礼ながら、親御さんのほうが、
そういう思い、気持ち、雰囲気を、にじみ出して
しまっているかもしれません。


まぁ、高くない授業料を払って、学生時代の
貴重な時間を過ごして、結果として、
高校・大学に進学出来ない、卒業できない
ということに対して、憤りを感じられている
のかもしれませんが、必要最低限で、
効率良く、ギリギリの状況・状態を
保っていれば、ちょっと踏み外しただけで、
“そう”なる(落ちていく)ことになります。


学校、先生からの指導、忠告は、
何度か受けていると思いますが、
昨今の私立校・中高一貫校で、
『遅れ』をとったまま、
わからない、出来ないを抱えたまま、
進級していく、いえ、もう学期を
重ねていくことがかなり危険に
なっていると言えます。


教科や単元にもよりますが、
特に英語と数学に関しては、
抜け落とした知識をそのままにしたまま、
先に、上に行けば行くほど、絶望的、屈辱的な
点数、成績となり、授業を受けることすら、
苦痛になっていきます。


また、この二教科に関しては、先々で、
習うこと、習得しなければならないことに、
必ず、今まで習ったこと、習得しなければならないことが、
関わってくるため、わからない、出来ない箇所、知識を
必ず、わかる、出来るようにしないと、
その先がわかる、出来ることはないということが、
わかりますので、絶対的に『復習』すること、
それも、わからない、出来ていない箇所、知識の
ところまで、“遡って”やらない限り、
点数は上がりません。


高校・大学受験を経験された、
あるいはされる方であれば、
そのことをわかっていると思いますが、
受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校の場合、
生徒本人はもちろんのこと、
親御さんも“忘れて”しまっている
ことが多いです。


そのため、『結果』が記録されない、
関わってこない期間・時間に関して、
勉強する(復習する)ことを、
無駄・無意味に考えられている、
そう考えていないとしても、
結果として“そう”行動して
しまっていることが多いです。


それでも、長期休み中は、『授業』が無いため、
わからない、出来ない箇所、知識が増えることは
ありませんが、今の時期は、授業が進んでいるため、
わからない、出来ない箇所、知識が増え続けている
ことになります。


特に二学期は新しい概念、考え方を習うことが多く、
ついていけなくなると、そのツケは、来年度まで、
持ち越されることになります。


来年度と書きましたが、高校生の場合、
その来年度に、間に合わない、つまり、
進級出来ないとなることもあります。


この中間テストまでで、『遅れ』を
取ってきた方は、そろそろ、その『遅れ』を、
一時しのぎでも、間に合わせ、張りぼてでも、
取り戻しておかないと、期末テストは、
もっとひどい『遅れ』を取ることになります。


テストが終わっても、部活動や学校行事で、
忙しいかもしれませんが、今後のこと、
さらには、1・2年先のことを、よく考えて、
『間に合わせる』か『取り戻して』おくことを
オススメします。



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