N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

夫婦の条件

2012年02月01日 | 日記
これから、夫婦の自慢話めいたことを申しますので、
関心のない方はスルーしてください。


 *  *  *  *  *


今の奥さんと付き合って、結婚生活を送るなかで、
これだけ自分を理解してもらえたのは初めてだ、
随分、いろいろ趣味が合う人だな…と思っていました。

何年か経過し、子供も生まれ、振り返ってみると、

随分、趣味やセンスが異なる人だな

と思うことが多い。

具体例を挙げると

■好きな映画
・ハリウッド系で明快なもの。楽しいもの。
・地味な単館ロードショー系。昔の映画。

■音楽
・ノリのいいテンポのある明るい音楽。大きな音で聴く。
・しっとりした静かな音楽。癒し系。小さな音で聴く。

■好きなエクササイズ
・エアロビ系
・ヨガ系

■タイプ
・理論派、実務型
・感覚派、芸術肌

■調子のいい季節
・冬
・夏

■好きな食べ物
・トマトやキュウリなど体を冷やすもの
・根菜など体を温めるもの

■エゴグラム
・アダルトが高い
・フリーチャイルドが高い

どっちがどちら…というのは、ご想像にお任せします。

こんなに違うのに、それまでいかに自分に合わせてくれてたか、と思うと、
ありがたいなと思うとともに少し恥ずかしい。

相方のほうが随分、成熟している。

でも、いろいろと感覚が違うということは、
いいことだと実感しています。

文化が違うので、刺激があり、学ぶことが多いのです。

好きなこと、得意なことがことごとく違うので、
お互いに補いあって、逆に夫婦というチームが、
凸と凹でうまく噛み合っている感じがする。

友人からは、
「奥さんのほうが数段上手だよ。手の平にうまく乗せられている感じがするね」
と言われました。

悪い気はしない。


 *  *  *  *  *


付き合ったり、結婚するときに、
「~がいい」「~じゃないとダメ」といった
条件をつけたくなる気持ちはよく分かります。

多かれ少なかれ、自然に思ってしまうものかもしれません。

でも、

条件をつけて結婚した人は、
相手が実際はその条件通りでなかったりすると、
途端に不幸になってしまう恐れがある。

要するに、入場料返せである。

お金あるっていったじゃない、○○大学卒業じゃなかったのか、
猫が本当は嫌いだったのか…などなど。

でも、それは観客気分というものだ。

結婚というものは、客席であぐらをかいて観るものではなく
自分が舞台に立ってパフォーマンスする性質のものだと思う。

今、パートナーに不満がある人は、

とにかく今、目の前にいる人と、今ここにある環境の中で、
最大限愉快に過ごせるようにしようとマインドを切り替えたほうがいい。

けれど、現実には、なかなか難しいこともありますよね~。


 *  *  *  *  *


自分について言えば、奥さんと、いっしょに生活することが
ついにデフォルト化したようです。

あまり離れることがないのですが、珍しく一人で過ごす日などは、
驚くほど、リズムやバランスが狂ってしまう。

あと、緊張症の自分が、リラックスして話せる数少ない相手なので、
近くにいないと、心の深いところで寂しさを感じてしまいます。

今回は、自慢話みたいなことで、すみません。

ここ数日、ビジネスネタに取り組んでいますが、
なかなかうまくまとまりません。

社員やスタッフを善い方向に動かすために、
会社はどんな働きかけをしたらいいのか?
というテーマで執筆中です。

執筆というほど たいしたのものではありませんが、
近日中にアップします。