N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

FLIP BOOK

2011年07月31日 | 日記
「パラパラまんが」が好きで50冊くらいは持っています。

いつか動画にしてアップしようかと思っていたら、
“YOUTUBE”にいろいろあがっていました。

自作のものをアップしている人もいます。


I love you



cut out flipbook



Yonda?フリップブック



美術学部 アニメーション科の学生たちが課題として取り組んだ作品、
というのもありました。
文星大学アニメーション専攻


それから探しに探して、とうとう手に入れることができなかった「動け演算」。
佐藤雅彦研究室 動け演算

この機会にあらためて検索してみたら、古書通販で発見!
注文手続きは完了しましたが、

この度は、弊店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

お客様のご注文を下記の内容で承りましたのでご連絡申し上げます。
在庫確認後に、再度ご連絡差し上げます。

店鋪販売も併せて行なっている関係で、
在庫管理処理のタイミングにより、在庫切れの場合がございます。何卒ご了承ください。


…との返事。さあ、今度こそ手に入るかな。

スキットと解説シリーズ2: 下の子

2011年07月29日 | スキットと解説
[昼下がり。地下鉄の車内。高齢のご婦人の会話が聞こえてくる…]

「うちのワンちゃんがね…」

「メールだか何だか知らないけどさあ、やっちゃって…。孫よ、ほら、下の娘」

「ああ。旦那さんは勤め人?」

「そう。コンピータ関係」

「へえ、そうなの」

「もう勝手にやってくれって感じよ」

「下の娘さん、男っぽいよね。元気というかさ」

「人は悪くないんだけど。小さい頃、近所の悪ガキどもに慕われてさあ…」

「へえ」

「“親分”とか言われてんのよ」

「会ったのは何年前だったかしらね~」

「下の子に言ったことあんのよ。あの子も21歳だから…」

「へえ」

「もうねえ…」

「うちは、ワンちゃんがね」

「あら、もう内幸町なの?早いねえ」

「あなた、次で降りるのよね。ところで、腰は大丈夫?」

「えっ?」

「腰は大丈夫?」

「ええっ?」

「 こ・し 。 腰よ」

「えええっ?」

「あなた耳は大丈夫?」

「ああ、腰ね。大丈夫よ」

「やっぱり70歳過ぎると何だかんだと…」

「あ、着いたわよ」

「じゃあ、あんたもお元気でね」

「ありがとう」

「えっ?」

「ありがとう」

「ええっ?」

「 あ・り・が・と・う! 」

「えええっ?」

「耳は大丈夫?」

「ああ、どういたしまして。じゃあ、またねえ」


[解説]

「うちのワンちゃんがね…」

「メールだか何だか知らないけどさあ、やっちゃって…。孫よ、ほら、下の娘」

( あ、犬の話はスルーした )

「ああ。旦那さんは勤め人?」

「そう。コンピータ関係」

( コ、コンピータ? )

「へえ、そうなの」

「もう勝手にやってくれって感じよ」

「下の娘さん、男っぽいよね。元気というかさ」

「人は悪くないんだけど。小さい頃、近所の悪ガキどもに慕われてさあ…」

「へえ」

「“親分”とか言われてんのよ」

「会ったのは何年前だったかしらね~」

「下の子に言ったことあんのよ。あの子も21歳だから…」

「へえ」

「もうねえ…」

( な、何を言ったんだ? )

「うちは、ワンちゃんがね」

「あら、もう内幸町なの?早いねえ」

( おいおい、犬の話も聞いてあげなよ )

「あなた、次で降りるのよね。ところで、腰は大丈夫?」

「えっ?」

「腰は大丈夫?」

「ええっ?」

「 こ・し 。 腰よ」

「えええっ?」

「あなた耳は大丈夫?」

「ああ、腰ね。大丈夫よ」

( 聞こえてんじゃん! )

「やっぱり70歳過ぎると何だかんだと…」

「あ、着いたわよ」

「じゃあ、あんたもお元気でね」

「ありがとう」

「えっ?」

「ありがとう」

「ええっ?」

( また、このやりとりかよ! )

「 あ・り・が・と・う! 」

「えええっ?」

「耳は大丈夫?」

「ああ、どういたしまして。じゃあ、またねえ」

( やっぱ、聞こえてんじゃん! )



サッサ

2011年07月25日 | 日記

先日、「サッサ」という商品名を久しぶりに耳にした。



今あらてめて見てみると、インパクトのあるいいデザイン。




青いバージョンもあった。



「サッサ」は「蚊取り線香」のKINCHOが出していた。
正式な社名は、「大日本除虫菊株式会社」。



「キンチョール」もかっこいいな。


 *  *  *  *  *


これは、似ているけど、ほかの会社の商品(カネヨ石鹸株式会社)。



これも別の会社の商品(メーカーはよく分からなかった)。


文体練習21 「新入り」

2011年07月24日 | 文体練習
[ 猛暑の昼。そば屋に三人の客]

店 員: 「今日は何にするか?」

客3人: 「ざる。もり。おおもり。」

店 員: 「全てない」

客3人: 「えー!」

店 員: 「全員、味噌煮込みうどんにしろ」

客3人: 「この暑いのに?」「煮込み?」「うどんだと?」

[ 店主慌ててやってくる]

店 主: 「おいおい、勝手なこと言うなよ。お客さんスイマセン。新入りなもんで」

店 員: 「“シンイリ”でないよ。わたくしの名前は、“シン・リーイー”だ」

客 A: 「なんだ外人さんかあ」

店 員: 「そう。親戚には声優の“チャン・リーメイ”がいる」



客 B: 「知らないなあ」

店 員: 「好きな中国の歌手は“リー・シン”ね」



客 C: 「知らないなあ」

店 員: 「好きな香港の映画監督は“チャウ・シンチー”」



店 主: 「おいおい、そんな話はもういいから…」


 *  *  *  *  *


[ そばを食べはじめる客三人]

店 員: 「ところでお客さんたち、灰皿いるか?」

客 A: 「いらないよ。俺たちタバコ吸わないから」

店 員: 「いいから吸え」

客 B: 「ははは。おもしろいな、この外人さんは…」


 *  *  *  *  *


[ 客三人、そばを食べ終わる。店員が近づいてくる]

店 員: 「そば湯と灰皿は?」

客 C: 「そば湯だけくれよ!」


 *  *  *  *  *


[ 会計をする客三人]

客 A: 「三人まとめて会計して」

客 B: 「いやいやいやいや、今日は俺が払うよ」

客 C: 「やーやーまあまあ、ここはひとつ私が…」

店 員:「はっ はっ はっ は。ニホンのサラリマン。はっ はっ はっ は

客 A: 「すっごい あざけり笑いだな」

客 B: 「まあ いいから、とにかくお会計して」

店 員: 「はいはい。2300円と1本ね」

客 C: 「1本ってなんだよ! だからタバコ持ってないって!」

店 員: 「じゃあ、2400円と一服ね」

客 B: 「おいおい、そば代が上がってるよ…」

[ やっと会計が済む]

店 員: 「またきてね。今度タバコ忘れるな」

客3人: 「持ってくるか!」

(了)

絵物語7 : 祈り

2011年07月23日 | 絵物語
大学の夏休み。そば屋でバイトしたときの話。


開店して間もなく入ってきたお客さん。



おしんこでゆっくり一杯やりながら、タバコをぷかぷか。



だいぶ時間がたってから



( やっと頼んだ… )



そして、メインディッシュが運ばれる



その客さんは、じっと冷麦を見つめると



祈り始めた



信心深い人なんだなあ



ところが…



( 長いな )



( もう5分は過ぎてるのに… )



( まだ祈ってるやん! )



( めちゃくちゃ長いお祈りやん!! )



( あ、やっと食べ始めた )















( 一本ずつ食ってるやん! )


 *  *  *  *  *



そして店は忙しくなってきて、



何度か出前を届けに行ったりして、



店に戻ってくると



( まだ食べてるやん! )



( でも、やっと終わったみたいだ )









( また祈りはじめたやん!! )



夏の日のそば屋はオアシス…










フレッサー

2011年07月19日 | 日記


高級あかすり「フレッサー」。
家内が実家からもらってきたという。

これはレトロな感じでいい。
「今もあるわよ」と言われ、検索しみたところ…



さすがにモデルは変わっていた。

しかし、このマークは健在。




私のおすすめは「フレッサー バスタークイン」。



どんな意味なんだろう。


調べていたら、このマークについて、うまいこと書いている人がいた。
この吉田ジョージという方のサイト、なかなかおもしろそう。
バカコレ レトロ絵グッズ


絵物語6 : 早退理由

2011年07月17日 | 絵物語

新しく入ってきたアルバイトの女の子。



( なかなかテキパキしてそうだな )



 *  *  *  *  *



ある日。


「おっ、雨が降ってきたな」



「あっ、私、窓開けてきちゃったので早退します」



( テキパキしてるな )



( ま、いいか… )



 *  *  *  *  *


ところが…


夏になると

「会社が寒すぎるので帰ります!」


冬になると

「会社が暑すぎるので帰ります!」


いちばん驚いたのが…



「 なんとなく! 」



( テキパキしてればいいってもんじゃないなあ )

本物志向のおもちゃ

2011年07月13日 | 日記
先日、東京ビッグサイトで行われた
「ベビー&キッズEXPO」と「国際文具・紙製品展」に行ってきました。

例によってカタログをいっぱいもらってきた。

以前は、保管しきれなくて、ほとんど捨てていましたが、
今は少しずつスキャンして資料かつコレクションにしています。

スキャナーにセットされていた管理ソフトで
チラシとかキャンペーンハガキとか雑誌の広告とか、いろいろ保存しています。




展示会では、おもしろいものをたくさん見てきたので、
少しずつ取り上げていけたらと思っています。


 *  *  *  *  *


今回はこれを。





一瞬本物かと思ってしまうような外観。





実は、子供が乗って遊ぶドイツ製のおもちゃです。



輸入販売元のサイト。
JOB International

画面下のドイツの国旗(左側)のロリートイズのサイトでシリーズを見ることができます。


 *  *  *  *  *


ドイツの玩具は、こういったキッチンとかも本格的。


メーカーのサイト。今度時間のあるときにゆっくり見てみようと思います。
klein toy


今後、日本の玩具で、このような「本物志向」の観点から
何か企画を考えられないかなと思います。

ドイツのような大型のものでなく、もっとちまちました小さい物で、
でも本物志向で奥が深い…といったイメージ。

電子玩具で古いんだけど新しいといった感じ。

今、パッと思いついたのが、駅の券売機をモチーフにした知育玩具。




 *  *  *  *  *


夏になって、幼児に早朝に起こされるようになりました。(午前6時前とか)

我が家では、これを「サマータイム導入」と呼んで恐れています。

今回のテーマは、どんどん連想が浮かんできて、まだまだ続けられそうですが、
睡眠は大事なので、このへんでやめておきます。