N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

B級資料

2012年04月21日 | 日記



一時期、こういう「不要品回収します」というチラシを集めていた時期があります。
なぜ集めたかというと、

コレクションする人が少ないだろうから
何十年もすると独自のコレクションになる可能性がある

今は何ということもないデザインだが、後年、独特のテイストとして
味わいが出てくる可能性がある

と考えたからです。







同じような観点から集めていたものとしては本のしおりがあります。
書店によく行っていたので本を買うたびにもらっていました。

今は収集をやめていますが、手持ちのコレクションは、
いつかデジタルアーカイブにして処分してしまおうと思います。

これからは、収集するのであれば、
アナログの物ではなくWeb上のデータがいいかもしれませんね。

そのときは、やはり、

こんなのはあまりアーカイブしないだろう

後年、独特の味わいが出るかもしれない

という観点で集めてみたいと思います。

どんなものがあるでしょうか…

試しに、ささっとWebから拾ってみました。









う~ん、まだまだですね。もっと思い切らないと。

話は変わりますが、レビューから本のタイトルを当てるというネタで展開したら、
おもしろそうなものが出来そうです。

最近は、どうもビジネスモードになってしまって、ネタ的創作モードから離れてしまっています。

おもしろいネタは創作していると本当に楽しいし、「組み合わせ」を考える良いトレーニングにもなるので、
どこかでモードの調整をしようかなあ。


[おまけ]

昨日、通勤時にふと想い出した曲。懐かしい。

National Pastime - Pictures On Your Wall

真筆のパワー

2012年04月11日 | 日記


日蓮聖人の真筆を見る機会があったのだが、
あまりにアナーキーな感じがして目が離せなくなった。

見入っていると、びたん!と音がして、
走り回っていたうちの幼児が転んでいた。

それで我に返ったのだが、

展示ガラスがなく、本当の意味で直に見ることができたら、
もっと強いエネルギーを感じ取ることができたと思う。

やっぱりPCで見ると、現物と比べて全然パワーが落ちる。

新しいモノづくり

2012年04月08日 | 日記
「Lean Startup Camp Tokyo Spring 2012」に参加してきました。

まだ、何かを書けるほど消化していないので、
まずは会場で配られた『リーンスタートアップ』(日経BP)を
これから読み込んでみます。

クックパッドの佐野さんは、パネルディスカッションで

・4ライセンス(翻訳書、原書、キンドル版、オーディオブック)で
・本は5回、いや10回はトータルで読んで
・さらにスモールバッチで繰り返し読み込んでフレームワークとして身につける

と本書で学ぶことを強く薦めていた。

すばらしい人だったので、チェックしておく。

クックパッドを作り上げた佐野陽光の事業哲学と技術論

オフィスwatch 社長インタビュー


『リーンスタートアップ』の著者エリック・リースのスライド(日本語訳)もあがっています。

ようこそリーンスタートアップムーブメントへ

スライドから少し抜き出すと…

 ・スタートアップとは、極度な不確実性のもとに、
  新しい製品やサービスを提供するためにつくられる、人から構成される団体である

 ・スタートアップ=実験

 ・リーンスタートアップは、説得力のあるビジョンで駆動され、そのビジョンの要素を1つ1つ厳格にテストする

 ・MVP: Minimum Viable Product (市場評価を得るための最小の製品)

なんか面白そうだなと思った方は『リーンスタートアップ』(日経BP)の一読をお勧めします。

それにしても話を聞いていると、自分がなじんできた従来型企業の商品開発とあまりに違う。
セミナー会場の雰囲気もまわりの人々も。今後はこっちの世界に近づいていきたい。

まとめもあがっていました。
Lean Startup Camp Tokyo Spring 2012のまとめ

さて、私は、ipadでコクヨのCamiApp<キャミアップ>を使っていたのですが、
今回、その商品開発にまつわる話が聞けたことが大きかったです。

コクヨさんに近い従来型の企業で働いているので、
そんなレガシーな職場の中で、どう行動すればリーンスタートアップに近づけるのか、
大きなヒントをいただきました。

やはり、ライブな場は本よりも情報量が多い。

最後に、今回のセミナーに参加して、従来型企業に属する立場から、
これからのモノづくりについて思うことをまとめてみます。

 新しい商品開発やサービスを生み出そうとしても
 何が本当にいいのかは分からない。不確実性が高い時代。

 まずは、最小限の材料をそろえて最短のスパンでテストを行う。

 アンケート、ヒアリング、インタビューをするのではなく、
 テストの中で、ユーザーのふるまいを観察する。

 そういった実験や検証から学びながら開発をすすめていくほうが無駄がない。

 製品を世に出したが全く売れなかったという事態を避けることにもなる。

 無駄がなくなった分、開発工程を少なくしてスピードアップ。

 企画を通すためだけの定量調査や定性調査など不要。

 できれば、業務時間の数パーセントでもいいから、
 部署を越えた有志が集まって新しいものを生み出す取り組みができる組織に。


つたないながら、今の時点ではそんなことを考えています。

整理ついでのメモ

2012年04月01日 | 日記
ここのところ整理ついでの話ばかりで恐縮です。

新聞、雑誌の切り抜きを捨てていたのですが、
やはり、いくつかは、しばし読みこんでしまいました。

スキャンするまでもなかったのですが、
捨てる前に一部メモしておきます。


読書体験というものは、
生涯のどこかで必ず新しい意味をもって甦る(よみがえる)ものだ。

人生は言葉を模倣するのだ。


いつもそばに本が/柳田邦男(2003.2.16 朝日)


日々の行いを選び積み重ねることが、
人生の行方を定めることだと覚えておいてほしい。


未来を生きる君へ 串田孫一さんの伝言(2004.6.27 朝日)


こんなメモも。

極限のプレイが私を自由にする

アン・アキコ・マイヤースがバイオリンをかき鳴らしているCM


最後に、毎日新聞の投稿欄。あいにく年月日を書き忘れていたようです。
恐らく1997年以前のものだと思います。


 私は気迫で負けなかったが… (自由業 69 岡山県)

 人通りの少ない旧道を歩いていて異様な光景を目撃した。
 一人の高校生を数人で殴る、けるの暴行。

 そこへ運よく、ある高校の体育の先生が犬の散歩で通り合わせた。

 私は、先生が絶対とめてくれると思っていると、案に相違、
 その傍らを走り去った。

 そこで、お節介の虫が頭をもたげ、一喝。
 「きさまらやめんか」と大声をあげるとその中のリーダー格が
 「おじん」と言い、私に突っ掛ってくる。

 腕に自信があり、はったりの利く私は「相手になってやる。来い」
 と前に出ると、集団で私を取り囲んだ。

 絶体絶命。しかし、正義感はだれにも負けない。
 高校の悪ガキには負けんぞ。だてに軍隊の飯を食ってはいない。

 リーダーも私の気迫に押されたのか、
 「おじん、覚えていろ」と捨てぜりふを残し、
 ほかの者の先頭になって去っていった。

 それにしても先生のぶざまな姿に
 今さらながら教育の荒廃を知る思いだった。


赤ペンで書き込みがあって、いろいろ突っ込みが書いてある。
昔から、そういうのが好きだったのです。

しかも、当時、それを会社の数人の人たちに見せて
悦に入っていた記憶もあります。

さて、時には恥ずかしい思い出も甦りますが、
これからも整理を続けていきます。