今月10日、岸田首相は内閣改造後の記者会見で「今回は旧統一教会との関係を見直すことを了解した人だけを閣僚に任命した」と述べていた。
それで昨日の萩生田政調会長の「今後は適切に行っていく」発言が腑に落ちた。(笑)
改造人事の直前に総理は萩生田経産相と個別に会談している。
「(派閥の長でもないのに)おかしいなぁ」と思っていたが意外にこの辺りが焦点だったのかもしれない。
前経産相は旧統一教会とは市議時代からの付き合いで国会議員落選中の時も何かと恩義を感じていたので簡単に絶縁できない(したくない)。
やむを得ず閣僚留任案は諦め党の要職にコンバートという見立てである。
閣僚ならノーで党の三役ならOK ってことはないと思うけどねぇ。
それにしても他の閣僚が口をそろえて「今後は一切かかわらない」と言明していたのに前経産相(現政調会長)だけは「適切に行っていく」と発言していた。
政界用語でこの発言は「何らかの形で関係を続けていく」ということとほぼ同義である。
岸田首相は党内からなめられ切っているのか、それとも同じ穴の狢なのか、それとも党の運営上不可避なのか?・・・いずれにせよ「融通無碍」などと笑ってはおれないねぇ。
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