季節は今、12月決算企業の株主総会ピークを迎えている。
筆者も先日某社の株主総会に初めて出席してきたが残念なことが(またしても)あった。
議長が「時間も経過しておりますので質問者はあと2名に限らしていただきます」と言っていたことだ。
時計を見るとまだ11時前、開会後1時間も経過していないのにもう株主からの質問は終了したいと言っているのだ。
あの時点で発言を求めて挙手していた株主は少なくとも3名は居たというのに・・・。
筆者も遅まきながら発言を求めて挙手したが最後まで指名されることはなかった、嗚呼。
結局株主総会は「法に則って決議された」という儀礼的な場でしかないのである。
かって株主総会はいわゆる総会屋に翻弄あるいは苦慮していたことがあった。
しかし今日、総会で発言する株主にそんな雰囲気は皆無だ。
たしかに一部には「毒にも薬にもならない発言」もあるが大半は客観的に傾聴に値するものだと思っている。
折角の年1回の株主とのミーティングなのだ。
時間無制限で一般株主の声に耳を傾けたらどうだろう。
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