経営再建中の日産が昨日「(主力工場の1つである)追浜工場が27年度で生産活動を終える」と発表した。
工場閉鎖の話は以前から話題に上っていたが「やっぱりそうだったのか」という気が拭いきれず返すがえす残念である。
追浜工場は1961年操業開始とあるから日産の現役工場では最古参なのだが、だから工場閉鎖なんだねぇ・・・。
2年半の時間的猶予があるといっても職場を失う従業員の生活不安は如何ばかりか・・・?
噂レベルなのだがこの工場を巡っては台湾・鴻海との提携話が進んでいる。
昨日の日産の記者発表では明らかにされなかったが上手く間に合えばこれほど生産停止が深刻に受け取られることはなかった。
相手があることだから上手くいかないこともあるんだねぇ・・・。
話は遡るが日産にはホンダとの経営統合のプランもあった。
しかしホンダに主導権を奪われることを予知した日産の幹部はこの話を白紙に戻した。
もし仮に日産幹部が苦渋の決断を呑んでいれば追浜工場も別の道があったのかもしれない。
と考えると日産前ボードメンバーの罪は重い。
会社や株主、従業員のことなど何も考えずに自らのメンツや延命だけに終始していた。
そして高額報酬だけ手にして後はサヨナラというのも何故か割り切れないねぇ・・・。
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