巨人軍が昨日のソフトバンクとの試合で敗戦し再び借金生活に戻ってしまった。
交流戦に入っても勝率5割前後ではリーグ優勝はなかなか難しいのではないか。
それにしても試合後の原監督のコメントにはいささか気になっていることがある。
昨日も初回の無死1,2塁で3番秋広がバントを2度(2球)失敗し最後は併殺打で絶好のチャンスをつぶしたことだ。
試合後の原監督のコメントは「(秋広は)ホームランもヒットもバントも今はまだやらなきゃいけませんね」だった。
極論すれば監督のコメントは打線が振るわなければバッターのせい、投手陣が打ち込まれればピッチャーのせいなのだ。
無論それを頭から全否定するつもりはないが昨日の試合だってまだ初回なのだからバントではなく秋広にもっと自由に考えさせて良い面を引っ張り出す方法もあったはずだ。
原監督の采配力については「いささかの誤りもない」と言えるのだろうか。
選手が自己の能力を十分発揮できないのは一義的には本人の責任だが究極的には監督が負わなくてはいけないと思う。