共同通信社が19、20両日に実施した全国電話世論調査によると、東京電力福島第1原発の処理水放出に関し「大きな」と「ある程度」を含めて「風評被害が起きる」と懸念する声が計88.1%に上った。
マイナンバーのトラブル対応に、岸田文雄首相が指導力を「発揮していない」と回答したのは79.8%を占めた。
岸田内閣の不支持率は50.0%で、7月14~16日の前回調査から1.4ポイント上昇した。不支持率が50%以上となったのは、昨年12月以来。支持率は33.6%で最低水準が続いた。マイナンバーを巡る相次ぐトラブルや物価高などが支持率に影響したとみられる。 政府が9月末に終了予定のガソリン価格を抑えるための補助金に関し、10月以降も継続が「必要だ」との回答が75.3%に達した。 有効回答者数は固定電話425人、携帯電話624人。
感想;
汚染水を海水で薄めて、基準以下になったので、処理水として、岸から1kmも離れた場所に放出する計画です。
”風評被害”の言葉がよく出て来ますが、”風評被害”(根拠のない噂のために受ける被害 )ではなく、放出によりトリチウムの放射線(半減期12.3年)が増えるのです。
自然界での食物連鎖による濃縮も分かっていません。
根拠のない噂ではなく、安全だとの根拠がないから不安なのです。
基準以下だから安全と言えるのでしょうか?
胸部レントゲンは安全と言われいます。しかし、被爆するのは事実です。
そしてある一定の割合で白血病などになります。
そのデメリットとメリットを考えるとメリットが大きいからです。
汚染水を海水で薄めて基準以下にするメリットはコストだけです。
デメリットは放射線リスクが高まるのです。
原子力は安全、安価なエネルギーであるとさんざんPRしてきました。
それが嘘だったということが明確になったのです。
原子力はコストがかかるのです。
山口県上関町中間施設の調査受け入れで、調査中は毎年最大年1億4000万円が町に国から助成金が入ります。 上関町の年間予算の約4%だそうです。
こういったコストや福島第一原発の後処理(技術的な目処も立っていない)コストも入れずに、「原子力は安価なエネルギー」とPRしてきたのです。
なぜ原子力を放棄しないか?
北朝鮮と同じです。
宇宙のロケット技術があればいつでもミサイルに転用できるのです。
原子力発電所のウランで原爆がすぐに造れるのです。
ではないかと思ってしまいます。
国民がどう判断するかなのでしょう。
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