中三の夏は、苦しい。進路に悩み悶え、苦手な数学の難問に脳を抉ぐられる。倦ず弛まず日進月歩している実感と裏腹に、上には際限なく上がいる現実に、心が折れかける。偏差値と思い描く将来を天秤にかけ、眼前に霧がかかったような息の詰まる熱帯夜に、リビングから聞こえた録画番組の姜尚中さんの一言ひとことが、私を一冊の本との再会に導びいてくれた。「悩んだ時期にフランクルを読んだことが、後の自分のバックボーンになったのです。」
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感想;
『夜と霧』の著書ヴィクトール・E・フランクルが始めたセラピーにロゴセラピーがあります。
人生は過酷な問いかけがあります。日々選択肢です。
ロゴセラピーではどんな状況においても選択する自由は自分にあると考えます。
人生の意味は、その人生からの問いかけにどうこたえていくかで生まれてくると考えます。
自分の人生をどう生きるか、どう生きたいか、に多くのヒントを与えてくれます。
このロゴセラピーを初めて実戦したのばフランクルなのです。
ナチス強制収容所をそれを実践したのです。
その体験が『夜と霧』です。
今その読書会がフランクルの孫弟子勝田茅生氏によって開催中です。
参加は無料です。
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