「学ぶ心に火をともす８つの教え 東大合格者数公立No1.‼ 日比谷高校メソッド」武内彰著 ”自分の未来を見つけさせる！”

・８つの教え
１）人間力を高める（文武両道）
２）よい仲間を与える（部活や行事への取り組み）
３）知的好奇心を育てる（学ぶ心に火を灯す授業）
４）見過ごさない/見落とさない（課題提出等を徹底し、遅れている子にも気を配る）
５）把握する（データベースで、その生徒の全体像を把握する）
６）寄り添う（自主性に任せるところは任せ、伴走しながら、最後は手を離す）
７）モチベーションを与える（世界を見せて刺激を与える）
８）見守る（見守っていることをつねに示す）

・最後まで文化祭を全力でがんばった子ほど伸びる

・運営はすべて子どもたちに任せる

・全力でやり切れたという自信と、あとは勉強をやるしかないという覚悟

・みんなで力を合わせ、自分の持っている能力をすべて発揮して、一つのものを作り上げていく。その経験が、心の中に何ものにも代え難い自信と希望を与えて、未来への覚悟や決意を生み出していく。

・「知的好奇心」を刺激すれば、子どもは自分から勉強する

・子どもたちが自分の頭を使って考える。その機会をできるだけ多く、こちらから与えてあげることが大切なのです。

・学年全体の学力を上げた３つのシンプルなこと（面談/課題/補習）
１）子どもの吸収力を高める、日比谷式の「面談」
２）「課題」は遅れてでも必ず出させる
３）苦手はできるまでしつこく学び直させる

・子どもの相談に乗るときは、私は本人に結論を出させると決めています

・子どもたちに将来への目的意識を持ってもらうにはどうしたらよいか。視野を広げてあげるのです。

・生徒はどの教員でも、好きな相手に相談していい

・親が絶対にやってはいけない7つのこと
１）他人や兄弟姉妹と比較する
２）持ちものやカバンの中身を無断で確認する
３）自分の価値観を押しつける
４）悲観的なことをいう
５）模試の成績ですべてを判断してしまう
６）受験会場へついていく
７）食事をつくらない

・人生のずっと先の目標を見ることができれば、その手前にあるものの意味や意義が見えてきます。

・最終的な人生の目標は何か。そのために進むべき道はどこか。ならば、自分が今やるべきことは何か。

感想；
子どもが学ぼうとする意欲を持つことにつきるのでしょう。
意欲をどのように持つようにするか。
それは子どもの将来の姿をイメージさせることのようです。

2018年の東大合格者は48人（現役33人）で公立高校のトップになっています。

仕事でも意欲を持つことです。
学ぶことが多いように思いました。