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「重症化遺伝子」から「雲南省のコウモリ」まで5つの謎──コロナ世界最前線(8) ”データに基づいて検証し対策する”

2020-07-25 16:03:33 | 新型コロナウイルス
https://www.wasedachronicle.org/articles/covit19world/w8/  wasedachronicle 2020.07.24

2500年前、古代ギリシアのアテナイで、住民の4人に1人に相当する10万人近くが疫病で亡くなりました。アテナイとスパルタのペロポネソス戦争中のことでした。歴史家のトゥキディデスの戦史によると、あまりに死亡者が多いので、遺体が埋葬されず放置されたり、寺院に山のように積まれたりしたそうです。

興味深いのは、疫病にかかったあと回復した人たちが病人を介護していたことです。一度かかれば、再び疫病にかかることはないと分かっていたからです。免疫という考え方を、当時のギリシア人はすでに経験的に持っていたのです。

しかし、アテナイの疫病の正体は謎です。原因となった病原菌はいまだ突き止められていません。

疫病が人類にとって謎であることは、2500年を経た今も同じです。病原菌が新型コロナとすぐに同定され、発生から半年が経ち多くのことが分かってきたとはいえ、まだまだ残された謎は少なくありません。

今回は「Six months of coronavirus: the mysteries scientists are still racing to solve」のタイトルで、英科学誌ネイチャー(Nature)7月9日号に掲載された5つの謎について、私見を交えながらご紹介しましょう。

第1の謎:なぜ症状が人によって大きく違うのか?

新型コロナの症状は人によって大きく異なります。無症状で済む人もいれば、急に呼吸困難に陥り亡くなってしまう人まで様々です。6月までの半年で新型コロナ感染が確定したのは世界で1千万人以上、亡くなったのは50万人以上に及びます。

しかし、地域ごとに死亡率が大きく異なっています。前回ご紹介した通り、その原因として注目されているのは一人ひとりの遺伝子の違いです。マラソンを走るほど元気だった人が、新型コロナで人工呼吸器を使うほど突然重症化する例があり、そのような人は重症化しやすい遺伝子を持っていると想定され、研究が進められています。すでに新型コロナの重症化に関係する、いくつかの候補遺伝子が同定されています。

第2の謎:免疫力の質と持続期間は?
新型コロナでどれくらい強い免疫力がついて、どの程度の期間続くのかは、まだ十分に分かっていません。

免疫の一種に「中和抗体」があります。ウイルスのタンパク質にくっついて感染を防ぐ役割を果たす免疫です。日本でも注目を集めている「抗体検査」は、この中和抗体を測定したものです。

しかし中和抗体の量は、新型コロナ感染後の数週間は高く維持されますが、その後はすぐに減り始めてしまいます。

ただ、免疫の仕組みは中和抗体だけではありません。その他のタイプの免疫もあり、感染を防ぐ、もしくは感染しても症状を抑える防御免疫は、数ヶ月以上は続くと予想されています。この辺りの研究がもっと進めば、抗体検査の使い方やワクチン開発に役立てられそうです。

第3の謎:変異した新型コロナウイルスの毒性は?
ウイルスの特徴は、遺伝子が短期間で変化し続けることにあります。その結果、同じウイルスでも、毒性が強くなったり弱くなったりすることがあり、新型コロナも同様です。この「変異」と呼ばれる遺伝子の変化と毒性との関係について、専門家の調査が続いています。もし毒性が弱まれば普通のかぜレベルで落ち着くかもしれませんし、強くなればさらに強力な対策が必要とされます。

また、開発中のワクチンにも変異は関係します。ワクチンで免疫力を強化しても、その免疫から逃れる変異を起こす可能性があるからです。ただし、多くは何の影響もない変異なので、本当に問題があるかどうか簡単には分かりません。

専門用語で「創始者効果」と呼ばれる現象があります。流行の始まりの時期にたまたま起こった変異が、その後も受け継がれ広まってしまう現象です。変異したウイルスが流行していても、その変異が流行の原因なのか、単なる創始者効果なのか判別が必要になります。

実際、新型コロナでは「スパイク・タンパク」と呼ばれるウイルスに生えたトゲのような部分が変異したタイプが流行しています。その変異が流行にどう関係しているのか、専門家の間でも結論はまだ出ていません。

第4の謎:ワクチンはどれくらい効果がある?
パンデミックをコントロールする唯一の手段として期待されているのがワクチンです。世界保健機関(WHO)が7月21日に発表した新型コロナのワクチンのまとめによると、142種類が実験室レベル、24種類がヒトでの臨床試験に入っているそうです。一般的に、ワクチンの有効性と安全性を証明するためには、数千人から数万人規模の比較試験が必要となります。新型コロナでも実際にワクチンで予防できたのか、発熱など問題となる副反応はどうかなどについて、ワクチンを打った人と打たなかった人で比べなければなりません。

このような大規模な比較試験をする前の段階で、ある程度大丈夫そうならワクチンの一般への使用を認めてはどうか、海外のデータがあれば日本人の試験は省いて使い始めてもいいのではないか、という意見も一部で出ているようです。パンデミックを鎮めるために、見切り発車で使い始めよう、ということです。

しかし、そのようなやり方は危険性が高くあり得ないでしょう。過去には様々なワクチンで副反応が問題となる薬害事件が起こっています。また、子宮頸がん予防のHPVワクチンのように日本特有の事情もあるので、日本人のデータは必要になるでしょう。あまりに拙速な開発は、新型コロナワクチンでも薬害事件につながる危険性が高くなります。

ワクチンの有効性に関しても、重症者は減らせても流行を防ぐほどの力はないかもしれない、という動物実験の結果が示されています。ワクチンによって抗体の量が増えても、どの程度あれば効果が出るのか、抗体の上昇がどれほど続くのかも不明です。逆に抗体が悪影響を及ぼす可能性さえも考えられています。ワクチン開発は、1年から1年半以内で市場に出すことを目標に驚異的なスピードで進められていますが、本当の意味で完成させるまでには改良を続ける必要がありそうです。

第5の謎:新型コロナウイルスの発生源は?
ウイルスの発生源は、おそらくコウモリだと多くの研究者は考えています。特に馬蹄コウモリから2種類の類似したウイルスが同定されており、遺伝子の配列は雲南省のコウモリは96%、マレー半島のコウモリは93%が新型コロナウイルスと同じようです。

このため雲南省のコウモリに由来する可能性が高いと言われていますが、数十年の進化の過程がないと4%の遺伝子の違いは起こりません。そのため、コウモリとヒトとの間に何らかの中間の動物がいるはずとされ、その候補としてジャコウネコやセンザンコウが上がっています。

7月10日には、世界保健機関(WHO)の専門家が、ウイルスの発生源を調査するための専門家を中国に派遣したことが報じられています。アメリカは中国の研究所が原因である可能性を主張し、中国側がそれに反発するなど、発生源に関する議論は科学だけでなく政治問題にまで発展しています。

感想
データに基づいて対策しないと、感染者数を減らすことが出来ません。
東京都では感染者数の値を操作しているのではとの疑義もあります。
最近陽性率が高くなっていますが、感染者が増えていることと、圧倒的に検査が少ないのです。
最低でも今の100倍くらいの検査をして感染者の隔離と重症化しそうな人の早期の治療入院で死亡率を下げることです。
そして一部の病院でしか使えないアビガンを保険適用してもっと使えるようにすることが経済と感染者のバランスを取る方法だと思うのですが・・・。









阿川佐和子さん「サワコの朝 高橋英樹さん、高橋真麻さん」 ”子どもが生まれてわかったこと”

2020-07-25 10:37:00 | 生き方/考え方
1944年、1981年生まれ。
76歳でおじいちゃんに。
安産だった。無痛分娩を予定していたが、しばらく我慢していたら、陣痛が長くて、
痛みがあって、助産婦さんがいてくれたら安心。主人がいなくても大丈夫だった。
真麻がお母さんになっていると思うと感動する。
子育ては大変だと実感した。働いているときに子育ての母親のために周りが手伝っていたのをちょっと不満に思っていたが、仕方がないと思った。
二世帯住宅で三人の子育てを優先している(英樹)。
何かあれば、夫の両親を優先するようにしている(真麻)。

子門真人さんの「アブラハムの子」
高橋家、2代に渡る曲。真麻を育てていたときも聞かせていた。

2018年12月に結婚。結婚して一歩引いて考えるようになった。外で食べるとき、メニューは自分で決めたい。36歳のときに「美味しいお寿司食べたい」と言ってわめいたこともあった。食べるために生きているようなもの。
夫から「妊娠してホルモンバランスが崩れ、丸くなった。ずーッと妊娠が続いているとよい」と言われた。
夫から「自分が正しいと思ったときほど高圧的になるのでそんな時こそ相手に優しくしなさい」とも言われた。
夫は私と付き合っていたとき、自分しか一緒に暮らせないと思った。夫は他の人のためにする人だった。
赤ちゃんが出来たとき、大きな赤ちゃんに小さな赤ちゃんができたと思っている。

結婚したら、理想な結婚生活でなかった。起きたら「おはよう、チュー」と思っていたが、タンパクだった。父親が理想の男性だったので、それを夫に求めていた。「もう離婚する」とかわめいていた。母から「今のパパは完成形の親でなかった。トゲトゲだった。私が育てて今のパパになった」と言われた。

37歳の子で、何度も流産して生まれた子だったので、嬉しかった。
言葉遣いとか、行儀とか厳しかった。
怒るとき、時代劇やっていたので、相当怖かったかと思う。
周りが甘やかすので、せめて両親は厳しくしようと思った。

俳優さんだよね。でも同級生が知らなかった。
バラエティー番組に出ないのと真麻に言われ出るようになった。
大河内伝次郎さん、宍戸錠さんの物真似が上手い。
元々がおかしいところがあるので、桃太郎侍は仮の姿。よくしゃべっている。スタートすると気持ちを切り替える。

真麻さんが生まれた時、ガッツ石松に似ていると言った。その時、ガッツ石松と一緒に仕事をしていた。孫もガッツ石松系。赤ちゃんはガッツ石松系が鶴瓶系のどちらか。

10年後美味しいものを食べたいと思ったら食べさせてやり、20年後に車の免許取ったから車買ってと言われたら買ってやりたい。
「20年後のお歳は?」(サワコ)。
「97歳。そのくらい目標を持って生きていた方がよい」(英樹)
娘ができて、親にしてくれた。
孫が生まれ、おじいちゃんとおばあちゃんにしてくれた。
感謝している。

これからも依頼された仕事は積極的にやっていきたい(真麻)。
健康でいて欲しい(英樹)。

感想
高橋英樹さんの喜びいっぱいの様子が伝わってきました。

高橋真麻さんも子どもを産んで育ててようやくそれがとても大変だとわかったと。

高橋真麻さんはかなりわがままなところがあるようですが、それを受け容れて包むようなご主人のようです。