床屋さんで選挙の話

先月は仕事に出たせいか散髪をし損ねた

月が替わって行きつけの床屋さんに行って、久しぶりによもやま話を楽しみながらリラックスする。

「また選挙だねえ」「全く何で解散するの！」「新党に振り回されたり、すり寄ったり情けない」そんな会話をしていると、思わず本音が出てきたりする。

新党の代表を見ていると、最近は信頼を失いかけた総理大臣が正義に見えたり、新党に弾かれた議員集団でさらに新党を立ち上げて根性を見せたり、まあ話題の尽きない衆議院選挙前である。

それにしても、そんなにして国会議員になりたいものだろうか？「いやあ、皆生活のため、就職活動なんだよ」、何とも虚しい会話である。

床屋のご主人と小生の感覚には、少しばかりすれ違う思想があるが、よく聞いていると安心して暮らせる生活権を保証する国家であることを望んでいる。

国民の大多数はそんな国家を望んでいると思うが、成熟した社会では更に豊かさを望むのを止めることはできないし、個々人の考えが異なり、それを素直に発言できる社会である。



穏やかな国家・社会を創造して維持してもらいたい、それは決してマンネリでもなく当たり前の空気なのです。

奇をてらった大衆迎合ではなく、本質を話し合える政治にしてほしいというのが、床屋での結論だったと思います。


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