海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

通院、メール、映画の日

2017-10-10 | 日記・通院
10週間に一度の通院日

総合病院は血液検査の結果なども一日で済むから便利であるが、検診・会計が終了するまで半日かかりである。

8時過ぎに受付をしてすべて終了するのが12時近くなる。つまり待ち時間が3時間、検査と診断・会計、処方箋の受け取りに1時間を要するのである。

早朝の病院通りは嵐の前の静けさ


忙しい身分でもないので、週刊誌を読みながらゆったりと待っていたらスマホの振動が伝わってきた。メールの着信である。

また、通信会社のお知らせだろうと思って開いたら、おっ、久しぶり、海友達からのシュノーケリングのお誘いである。

「今日、11時からシュノーケリングどうですか?」、返信「いやあ、申し訳ない、今病院なんです」、待合室でそんなやり取りをして、退屈せずに診察を待つことができて、なんとなく愉快な通院日である。

お昼近くに通院は全て終了して、昼食はお決まりのロースカツ御飯。

半分食べてから、あっと気がついてデジカメでパシャリ!


食べ終える時間に合わせて、興味ある映画時間を探す。
映画館の雰囲気は何か懐かしく、お洒落な感じがして好きである


懐かしい広告写真である、ナミヤ雑貨店の奇蹟に決めた

(広告ポスター画像をトリミングして転載)

予想以上に面白く感動する映画だった、1980年と現在の時空を行ったり来たりする感動物語、といってもSFではない。(と思う)

80年代に雑貨店の主人が万相談をライフワークにして、子供相談室や大人の悩み相談に回答してきた人生と、それに関わった人々の人生や結果を描いている。

相談者は手紙をシャッターの中に差し入れ、主人が回答や意見を書いた返信を外壁の牛乳箱に入れておく。

死を自覚した雑貨屋の主人は、自分の死後33回忌に一日だけの相談室を開いて、相談した人達のその後を確認したいと遺書を残してこの世を去るが、死ぬ間際に、相談者達からの33年後の手紙を読むことができる。

その後、ふとしたことから、現在空家となっている雑貨店が逃亡する3人の悪ガキたちの隠れ家になる。

雑貨店のシャッターの外が1980年代、内側が現代、過去と現代の人達のやり取りに巻き込まれて、主人に代わって自分たちが返信を書くことになる。80年代の相談者に2010年代に生きる人間が返信するのである。

相談に対する答えがいつも幸せにつながるとは限らないのが世の中、それでも多くの人達に道標を贈った雑貨屋である。

そんな人間達の営みを非現実的?現実的?に描いている感動と涙の物語?

次の通院は12月、今度もいい映画を観たい


こんな映画作品を短文で書き込むことが無謀と思いながら、見慣れた景色を見るといつもと違った景色に見えたりする


横須賀駅に着いて気がついた、天井が剥がされて小屋裏が見える吹き抜けになっている。

ずーっと昔の横須賀駅を見た


横須賀駅はこの方が駅らしい、好きである、映画館でレトロと現在を味わったせいか、懐かしくなった駅舎がほっこりとさせてくれました。


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