新宿コミュニティスポーツクラブでは、今回の巨大地震や度重なる余震に不安を感じている、ご近所の高齢者の皆さんを中心に声掛けをして「ご近所の寄り合い」を行いました。
会場の北四町会会館では、童謡・唱歌・叙情歌をBGMで流しました。
手芸も体験しました。懐かしい歌を聞きながら手先を使っていると、暫し地震の不安から開放されるようです。
精神医学では、「アニバーサリーリアクション」(記念日不安)と呼ばれる研究があります。深刻な事件や震災が有ると、その日から、1週間・1ヵ月などの区切りに、不安感が増幅するというものです。
そんな時は、ご近所が「寄り合って」言葉を交わし、時をやり過ごすのも一策ではないかと思います。
この様な試みは、失われつつ有る小さなコミュニティの再構築にも役立ちそうです。
今後も、折りに触れて計画をしたいと思っています。