箱根駅伝王者の青山学院大学が、大学の活動を地域創生に結びつける新たな試みを始めました。
10月1日に滋賀県米原市の小中学生らを対象に、原晋監督らが参加して「MAIBARA✕AOGAKU駅伝」を初開催しました。
イベントは米原中で行われ、原監督が「成長するための10の秘訣」をテーマに講演、「30年後の自分を思い描く」「何ごとも基礎あっての応用」など、自らの指導理念を分かりやすく小中学生に伝えました。
その後、青学大の選手とともに、独自の「青トレ」を解説しました。実技の駅伝には、地元の小中学生や市民ランナーなど23チームが参加しました。
原監督は、ここ数年、箱根駅伝という人気スポーツを、いかに社会と結びつけるかを考えてきました。導き出した答えの一つが「地域おこし」でした。「部活動の範囲内で頑張るのではなく、地域を盛り上げることで、チームや陸上界の価値も高まる」と話しています。
今回は青学大と米原市が結ぶ包括的連携協定の一環として参加した形ですが、「体が許す限り、全国へ広げていきたい」と意欲を見せています。
(参考:読売新聞)
東京都や新宿区でも、様々な取り組みが行われています。
私たちの地域でも、中学校の活躍を励みにして、駅伝大会などに参加しています。