ポーランドからの報告

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ポーランドがユーロ2012開催地に決定 1

2007年04月19日 | イベント

昨日4月18日、サッカー・ヨーロッパカップ・UEFA EURO 2012 の開催地の最終選考会が行われ、ポーランド・ウクライナの共同開催が決まりました!もちろん今ポーランドはこの話題で持ちきり!今日も朝から新聞でテレビでEURO 2012 の話ばかりです。

  

2012年開催のサッカー欧州選手権の開催地選考は、ポーランド・ウクライナ(共催)、イタリア、クロアチア・ハンガリー(共催)が最終選考に残っており、昨日18日、ウェールズのカーディフで開かれた最終選考会にて、ポーランド・ウクライナが過半数の8票を獲得して、最終的に開催地に選ばれました。またこの最終選考をうけて、ポーランドは開催国としてEURO2012への出場権をも獲得しました。

  

これまでメディアなどでは、イタリアが有力視されていたため、今回のポーランド・ウクライナ共催決定は、各国で驚きをもって受け止められました。最終候補地の中でもポーランド・ウクライナはとくに鉄道や高速道路などのインフラ未整備を厳しく指摘されていたからです。加えてウクライナは国内政治が不安定、また最近ポーランドサッカー界でも試合買収に関する一大スキャンダルが発覚していました。しかしこれらの難問を跳ね除けて、今回、ポーランド・ウクライナが見事候補地に選ばれました。

それにしてもポーランド各地でのフィーバーぶりはすごいもの。とくに最終選考の結果発表のシーンで、UEFAのミシェル・プラティニ会長が、封筒から「ポーランド・ウクライナ」と書かれた紙を取り出す写真のシーンは、昨日だけでテレビで30回くらい見させられました。(写真はポーランドの新聞Gazeta Wyborcza ですが、ポーランド・ウクライナ共催決定を受けて、裏表紙がウクライナ語でのタイトルになっていました。)

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