少し前の話になりますが、今年1月はじめに、私の夫と妹が、北ポーランドのビドゴシュチュを訪れました。というわけで、今日からビドゴシュチュ・レポをお送りします。
ビドゴシュチュ(Bydgoszcz)は北ポーランド、クヤヴィ・ポモージェ県の県庁所在地で、人口35万人ほどの中都市です。町の歴史ははるか中世の時代にさかのぼり、1346年に時のカジミエジュ大王により、都市特権が与えられました。ワルシャワ、グダニスク、ポズナニから日帰り圏内、ユネスコ世界遺産都市のトルンからも40kmと、すぐにアクセスできます。
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[写真]ビドゴシュチュに建つカジミエジュ大王の像
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[写真]ビドゴシュチュの街並み
ビドゴシュチュは日本語では、ビドゴシチとも表記されますが、ビドゴシュチュと書いたほうがより正確です。というか複雑なポーランド語の発音をカタカナ表記するのには無理がありますが、一番音に正確にというと、やはりビドゴシュチュと書いたほうがいいように思います。ちなみに語尾の szcz の部分を、シュチュと発音します。Deszcz(デシュチュ・雨)、Barszcz (バルシュチュ・ポーランドの伝統的な赤ビートスープ)など、ポーランド語に割と頻繁に出てくる音です。
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