社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

原爆症訴訟

2007-08-11 08:01:33 | 日常
原爆症の認定を求めて、被爆者21名が
国を相手に熊本地裁で起こした裁判で、
原告19名の判決について、
国は不服として福岡高裁に控訴しました。

国のスタンスに激しい怒りと憤りを感じます。
原爆症の認定について細かい判定基準は
良く分りません。
ただ、はっきりしているのは、原爆の放射能の
後遺症で苦しんでいる人達が沢山いることです。
今回の19名も、被爆地の方であり、何らかの
被爆をされた人達です。
彼らがどんなに苦しんでいるか、
もう62年もその苦しみと闘ってきました。
それに対し、認定基準を傘に認めようとしない
国のスタンス。
裁判が長引けば、原告の人達は次々に亡くなっていきます。
本来命を守るべき厚生労働省が、被爆者を死においやって
いるのと同じです。

日本は世界で唯一の被爆国です。
あの広島、長崎の原爆投下、
それ以降の戦争では一度も核兵器は使用されていません。
世界中の国が、核兵器の恐ろしさを知ったのです。
被爆国、日本は多くの国民を犠牲にし、
核兵器の怖さを世界中に教えたのです。
この多くの尊い犠牲者の為にも、
核兵器廃絶を呼びかけるべきです。
そして、今も後遺症に苦しんでいる人達には
救済の手を早く差し伸べてるべきです。

安倍総理が認定基準の見直しについて
発言しました。
安倍総理もこの問題につて、強権発動をするくらい
の行動をして欲しいです。