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結構サボりましたな

2007-01-23 08:12:20 | 生活
先日、いわゆる団塊の世代のおっちゃんと話をしていたところ、お金はコツコツ働いてためるものだ。ホリエモンとか株で利益を出そうなんて事はけしからん。という話を延々20分ほどされてしまいました。こういう考え方もありますよと伝えたかったのですが、そういう雰囲気でもなかったので、こちらで書こうかと思います。

お金に関してですが、確かにコツコツためるものだと思います。この点に関しては全く異論ございません。その貯めたお金をどうするかに関してです。生活費にあてるものでしたら手許においておき、それを超えたものであればタンス預金か銀行等金融機関に入れる事でしょう。タンス預金は毎日お金を眺められるので、お金で癒される方には抜群のヒーリング効果があると思いますが。銀行等金融機関にお預けの場合には1000万円までは元本保証の預貯金として換金性も高いのですが、金利としては年利1%に満たない金利として預かってもらえます。銀行預金も減る事はないので通帳の残高が増えて行くと若干のヒーリング効果もあるんではないかと思います。私はゼロが6つ以上は見た事が無いので、きっと7つゼロがつくとヒーリング効果というよりもアドレナリンがドドーツと出てしまい裸で雄叫びを上げながら近所のそば屋にざるそばを食いに行ってしまうような気がするが。話は脱線してしまったが、銀行預金っていうのは元本保証という錦の御旗のもと超低金利に守られています。つまりは団塊の世代の方が60歳、流動化資産が1,000万円、銀行金利が0.5%と考えると10年預けて1,046万円程度、20年経っても1,100万円に届かない程度です。まあ、60歳で定年退職された方が20年資産を動かさないとは考え辛いので、それ以下の資産になる訳です。

こう書いてしまうと次ぎにくるのはリスク商品だと思いますよね。そうなんですよ。例えばリスク商品(ETF、株式、外貨等)で運用したとして、この場合リスクとリターンの量にもかなり差がありますしどれ位のリスクを取っていいのかも個人差はあるでしょうが、元金1,000万円、大雑把に年利3%のリターンが見込めるとすると10年で1300万円、20年で1800万円になる訳です。日本のTOPIXはちょっと置いておいても、アメリカのS&Pとかだったらほぼコンスタントに6%程度の上昇を続けているので(まあ、特殊要因で前年割れのときもあるでしょうが)リターンは上記以上になります。

まあ、結局のところ安全性を取るか経済性を取るかは考え方や、性格にもよりますが、銀行に預けていても銀行も投資活動をしているので、私は個人でもリスクマネーに投資する事は決して悪い事ではないと思います。銀行預金は善で投資活動は悪という図式に対する反論として。まあ、ホリエモンや村上ファンドは別として。(私、結構村上さんは注目していましたが)