・エジプト動乱!
いやぁ、エジプトやばいでしょう。ムバラク大統領は、結局、民衆に追い詰められて逃げ出すことになるんじゃないかな?独裁者の末路というべきか、マルコスやチャウシェスク、イランのパーレビ国王、そしてつい先日のチュニジアのベンアリ大統領など。民衆の反乱の圧力に抗しきれなくなって逃亡することになる。(チャウシェスクは逃げ出すことに失敗して、処刑されるが...)
とりわけ、イスラムの国は対処が難しいようだ。抵抗が非常に執拗だから。しかし、何がきっかけになるかわからない。チュニジアの暴動が引き金となっているのは間違いないだろう。まさに、万事塞翁が馬というべきか。エジプトはツアーで行ったことがある。そのツアーのスケジュールで、大統領公邸なるものの見学が組み込まれていた。つまり、ムバラク大統領の豪邸だ。各国のトップから寄贈された宝物などが展示されていて、中でもイラクのサダム・フセインからもらった宝剣が目についた。フセインの写真も飾られていた。そういうのをみるにつけ、エジプト国民が困窮していると聞いて、やはり腐りきっていると言わざるをえない。まさに、ルイ十六世のブルボン王朝やニコライ二世のロマノフ王朝というべきか。大統領とは単なる名義で、実質は皇帝と変わらないだろう。
そして今現代は、情報革命といえるべきネット社会。中でも、ツイッターやメールでの呼びかけは、非常に暴動を起こすときに効果絶大だ。だから、となりの中国の北京政府や北朝鮮の金独裁国家は、震え上がっていることだろう。いつ自分たちに飛び火するかわからにのだから